総合人材サービス、派遣会社のManpowerGroup

clear
clear

いろいろ学べます! Vol.113

“ワインのハマリ方”伝授します!
守るべし3箇条
その1、好きな人(恋人、家族、友達、男女問わず)と飲むべし!
その2、元気な身体で飲むべし!
その3、やけ酒に使うべからず!

ワインとはどんな飲み物でしょうか…?

ワイン飲みたし、敷居は高し

土地を表現する飲み物」と言った方がいる。土地つまり畑、味の9割5分はそれで決まると。確かにその通りなのだが、残りの5分、誰が造ったのか、の方が夢があって遥かに楽しい。隣同士の畑で同じ葡萄なのに、全く別の飲み物ができるからだ。だが……、
「ビールより高いし!」
「プライスカードに書かれている相性のよい料理、子羊に七面鳥?!」
「どこで売ってんのさ七面鳥!!!」
と、私でも言いたくなる。この際、七面鳥は完全に無視をしよう。その代わり少しだけ勇気を持って、スタッフに聞いて欲しい。
ズバリ
何を選べばよいですか?」と。
そう、ワインは最初から無理してひとりで選ぼうとはせず、誰かに選んで貰う方が、あなたの好みに早く辿り着くことができる。
だが、“一発”で出会えると思ってはいけない。あなたのタイプの異性がそんじょそこらにゴロゴロ転がっていないように、ワインだって“どんぴしゃり”と合う奴なんぞ、そうそういるものじゃない。色々なモノを試すうちにやっと出会えるものなのだ。好きなワイン、品種、そして生産者に。もうひとつ言わせて貰えるなら、あなたの好みを理解してくれる販売員に。案外、これが、重要ポイントかも?!

時を飲む…

ワインは7割がた意識で飲む、とも言われている。それが一番如実にでるのが、彼氏彼女と飲んだ時。あれほど美味しかったのに、同じワインを家で飲んだら美味しくなかった…、という経験はないだろうか?
まさにそれが意識の話。脳ミソはその大半が、彼氏彼女に向いていて、ワインは“ぶっちゃけ”二の次だ。逆に独りで飲んだ時の方が美味しかったというなら、二人でいる時に余程緊張していたのか、さもなくば、ちょっと二人の関係を考えた方がよいかも?(笑)
好きな人と一緒なら、それだけで何を飲もうが極楽になるわけで、その気持ちを応用して、記念年を決めて捜してみるとよい。
バースデーヴィンテージを買うのは、高くつくことが多いので、出会った年や、結婚した年はどうだろう…? 出来・不出来に関わらず、まず試してみることだ。俗に言うゴールドヴィンテージ(大変出来のよかった年)だけしか買わない方がいらっしゃるが、それでは生産者を守れない。不出来な年もどんな風に悪いのかを飲んで比較をすることで、初めて理解できることもある。(これは初代ワイン漫画『ソムリエ』にも載っていて、とても分かりやすく描いていたので、ちょっと覗いてみて)
逆に、不出来な年を“オフヴィンテージ”というのだが、これは値上がりしないから、かえって“お買い得”。かく言う我が家の記念年は1993。完全なオフヴィンテージ。そのお陰で、非常にどれも買いやすい価格なので、見付けると国・銘柄・品種問わず即効で買って置く。そろそろ巷に出回らなくなるからだ。そして
「よし、今日は、1993年を飲もう!」
という時は、ちょっとだけご馳走を用意しておもむろに開ける。オフでも飲み方次第でいくらでも美味しくなる。面倒な時は、気に入りの店に持ち込ませて貰えばよいし、記念年だと前もって告げておくと、サプライズをしてくれたりするので、それもまた嬉しい。
もし、離婚の危機が夫婦に訪れたら…、過してきた歳月が、無駄だったのかそうでないのかは、時と共にワインがゆっくりと教えてくれる…かも…しれない。

歴史を想う…

これは、ワイン会で披露した数々のエピソードの中のひとつ。
一昔前に騒がれたある有名どころのシャンパンの話。
1998年、海底64mから引き揚げられた“ジョンコビング号”の中から、山のようなワインが出てきた。ブルゴーニュワインやコニャック等は全て不良品になっていたのに、シャンパンだけは、非常によい状態で時を過ごし、引き揚げ直後の試飲でも、「まだまだ若々しい果実味がある」とさえ言われた程…。
なんと驚くなかれ、沈められたのはそれより遡ること約80年前の1916年。第一次世界大戦の最中、フィンランドに駐留するロシア軍の為に、ロシア皇帝ニコライ二世が、1907年のヴィンテージシャンパン3000本と、ブルゴーニュワインやコニャック等をジョンコビング号に積載して、ペテルスブルグへと出航させた。ところが、同年11月3日、ドイツの潜水艦Uボートにより撃沈されてしまう…。
およそ80年という歳月、“陽の光”のない海底で、保存に適した“水温”と、シャンパンボトルの中のガス圧と同じ“水圧”という、全くの奇跡が重なりあって、ほぼ完璧な状態で眠りについていたワイン。
“スゴイ”としか言いようがない。その時の1本を飲むことはできないが、少しだけ、遠い遠い私たちが生まれる遥か前から、頑張ってきた生産者たちを想って、海を渡った異国の地、日本で、そんなエピソードを語り合いながら、飲んでみるのは如何だろうか?そんな素敵なエピソードを持つワインや生産者は沢山いるので、ちょっとネットで調べてみるとよい。裏話というのは案外楽しい。

プロフィール M.Yamamoto (ワイン・ナビゲーター)

ワインの販売をしながら、お客様向けのワイン会を企画、開催。アウトドアでやり始めた“レッツ光合成♪まぬと遊ぶ会”や、和食の料理教室とワイン会をコラボレーションさせた、作って・食べて・飲んで、の“Cook & Wine”クラスの立ち上げ、また、“Riesling Ring”にヒントを得た、個人向けバージョン“NSP Love Riesling”というリースリングの飲み比べのワイン会を開催するなど、ワインと人、人と人を繋ぐことをモットーに、日々遊ぶことを企画、提案。“Cook & Wine”は今年3月で既に丸3年、120回という人気企画。“レッツ~”には、地方からの参加者もいる程。出張先でもナンパをすることで有名??

URL: http://blog.goo.ne.jp/petrus78

clear
ページのトップへ戻る
footer
clear
clear
Copyright © ManpowerGroup Co., Ltd. All Rights Reserved.
clear