Vol.158 読んで学べる自分磨きコラム

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着物で輝く女性へ変身

着物の歴史

はじめに

日本の民族衣装である着物は、昭和50年頃まで日常に着られていました。時代遅れと敬遠された時期もありましたが、今では洋服が日常、着物はファッションのひとつと考えられ、若い人からも支持されるようになってきました。この講座では、男女問わず注目を集めている「着物」について、楽しく学んでいただきたいと思います。

雅な時代(飛鳥時代~平安時代)

縄文時代から弥生時代にかけて、日本の主な服装は、男性は毛皮または布を体に巻きつけ、女性はポンチョのように布を頭からすっぽりとかぶっていました。この頃、使われていた布は主に麻布です。

飛鳥時代に入ると、中国との交流が盛んになり、国家体制や文化的水準までもが中国式となり、律令制度が導入され身分の高い人は色のある布を着るようになります。この頃の布は、上流階級は絹を着ています(代表例:聖徳太子)。

奈良時代に入ると、唐の制度を受けて服制は刷新され、律令に基づく明確な法律「衣服令」(えぶくりょう)が定められました。この服制はほとんど唐の制度を真似たもので、これを受けた養老令では礼服(らいぶく)・朝服(ちょうぶく)・制服(せいぶく)が定められています。
礼服は重儀に用いられ、後には即位の大礼にのみ用いられ、明治天皇の父君孝明天皇の御即位までこの風習が続きます。朝服は官吏の勤務服。制服は無位無冠の庶民が公事に従事する際の服で、色は黄色と定められて、明治時代まで引き継がれました。

平安時代に入ると、男性は、和服の原型となる束帯、直衣、女性は十二単衣へと発展していきます。この十二単衣の下には白絹の袷の小袖を着ていました。その後、次第に十二単衣などは簡略化されていき、いままで下着であったものが表着の役目を果たすようになります。

武士の時代(鎌倉時代~江戸時代)

武士の時代になると、小袖が表着として着られるようになり、これにをつけた姿が一般的となりました。この時代に袴が生まれています!この当時まで、庶民の服装は粗末な麻布で、男は筒袖、丈は腰丈までの着物に小袴をつけ、女は袂の丸味のあるきものに細いひもをしめただけの着流しで簡素で活動的な身なりでした。

安土桃山時代に入ると、組紐の帯が登場し、長いものを何回もまわして後ろで結んでいました。紐は応仁の乱まで続き、それ以後、袴を脱ぎ、打ち掛けの下に小袖と帯を着用するようになりました。

江戸時代に入ると、帯は幅が広くなり、一人では結べなくなったため着付け師が登場しました。帯はどこで結んでもよかったのですが、次第にミスは後ろ、ミセスは前で結ぶようになりました。たつみ芸者(深川芸者)の登場によって、お太鼓を結び、帯揚げ、帯締めが初めて登場し、後ろ結びに統一されます。元禄時代に小笠原礼法によって正座が正式な座り方になり、着物の身幅も狭く、丈が長くなり、おはしよりが出てきました。

現代(明治時代~現代)

明治時代に入ると文明開化によって洋服が輸入されますが、まだまだ主流は着物でした。この頃、訪問着と呼ばれるものができ、男性も「着流し」と言って袴をつけない着方がほとんどでした。明治30年頃、着物でいすに座ると、どうしても裾が乱れるために女学生は袴を履くようになります。
大正時代に入ると男性は、外では背広、家では着物、になっていたようですが、女性は、まだまだ和服が主流でした。洋服が主流となっていったのは、第二次世界大戦後からであり、昭和40年代をピークに一般の衣服が洋服となっていきました。

谷 加奈子

プロフィール

丸や呉服店
谷 加奈子

東京都大田区蒲田にある丸や呉服店の三代目。小さい頃から着物が大好きで、毎日、着物に触れていることに幸せを感じています。現在は、一人でも多くの方に着物の楽しさを伝えたく、着付け教室を始め、季節毎の和のイベント、歌舞伎鑑賞会、着物に関するワークショップを開催しています。着物雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞やテレビ・ラジオなど多岐にわたって活躍中。

【丸や呉服店】
http://www.kimono-maruya.com

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