Vol.173 読んで学べる自分磨きコラム

仕事やプライベートに役立ち、
ためになる情報を毎週お届けします。

楽しく学んで絵ンjoy!

デッサンについて

デッサン教室にようこそ!
デッサンと聞くと面倒とか、難しいとか思っていませんか。優しく解説しますので・・・まず、リラックスしてください。難しくはありませんよ。ただ、これだけは聞いてくださいね。何かを始める場合には通らなければならない道があります。大工さんはノコギリやカンナの手入れから、陶芸家は土を練ることから、画家がデッサンから、・・・これを基礎といいます。

デッサンから何を学ぶか、何を学べるか、というと、ただモノを描くということではなく、物事の道理が学べるのです。対象物をよ~く見る。これは基礎中の基本です。だって、相手を知らないで描けますか??デッサンは10のうち8-見て、2-描く、と思ってください。ですが、皆さんは多分に、2-見て、8-描く、と思います。これでは相手を知らないで描いているようなものです。つまり、嘘を描いている。これではデッサンにはなりません。

穴の開くほど相手を見る。僕なんか、ある時ジ~っと見ていたために、ドーナツに穴があいてしまったとさ!!チャンチャン。冗談はさておき、見て見て見る。形は、色は、材質は、明るさは・・・見すぎることはありません。それくらい見てから、描く。描いたらすぐ見る。これの繰り返しです。

ただ大事なことは、眉間に皺を寄せて描かないこと。絵は正直で描き手の感情がそのまま出てしまいますよ。
笑って楽しく描きましょう。それがコツ。

さて、いよいよ始めましょう。先ずボールを大小2個用意して、小さいのを手前に大きいボールをその後ろに重なるように置きます。

1

画面に対して収まりの良いところにアタリをとります。バレーボールとテニスボールの大きさの差を正確にとります。この段階のアウトラインは強く描かずアバウトで軽く描きます。ボールは立体物で球体です。ですからアウトラインは目からの距離でいうと一番遠いところです。ここを強く描いてしまうと手前に見えてしまうのです。

2

球体それぞれにアバウトにを付けていきます。アウトラインが少し強い程度です。対象物を良くみて光のあたっているところと一番暗い部分を観察して描きます。正しく描く場合は相手をよく知る必要が有ります。デッサンに限らず、すべてに共通することは相手を良くみる。観察するといった方が良いかもしれません。10のうち8見る感じです。描くのは2です。それぞれのボールが固まりに見えてきたらOKです。

3

全体が固まりに見えてきたら明るい部分を、練り消しゴムで消していきます。消すというより描く感じです。時には押さえる感じで消したいところを押さえます。柔らかい感じで鉛筆がとれます。ここで、はじめて細部を描き始めます。よく見て何枚の皮でできていて、どう組み合わせているか、等。明るい部分は練り消しをつまんで細くして消すとシャープな線が表現できます。

完

完成です。ボールは球体であることを意識してください。1で描いた外側のアウトラインは最後は見当たりません。外側には線がありません、そこはボールの境界線だからです。ですから線があったらおかしいのです。線があるとそこが目立ち過ぎ手前に出てくるように見えてしまいます。以降デッサンの場合はアウトラインはいらないと思ってください。此処で大事なことは対象物は「立体である」ことです。
立体物=3Dを平面=2Dに描く訳ですから、いかに立体に見えるように描くかです。デッサンをする上で大切なことは数えるほどしかありません。その一つは対象物を「良くみる=観察」です。覚えておきましょう。

2Bの鉛筆で少なくとも10段階くらいのグラデーションを描き分けられるようになりましょう。もちろんそれ以上にできればいうことは有りません。これ、基本です。
スケッチブックに10個の四角を作って練習しましょう。

Kaz Tanaka

イラストレーター

Kaz Tanaka

1946 栃木県小山市生
1970 武蔵野美術大学造型学部デザイン科卒
     カネボウ化粧品入社
1971 カネボウ化粧品退社 水野デザインハウス入所
1973 フリーランス

<作品集>


  • カネボウ化粧品ボディコロン「マヴィ」
    ラベル-1・2・3・4

  • 全日空ANAスカイメイトキャンペーン
    カタログ

  • 林野庁マーク

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