Vol.174 読んで学べる自分磨きコラム

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四角=直方体

さて、今回はちょっとだけ大変ですよ!基礎デッサンの2段階を1回でやります。
世の中のものを描くのに基本となる形があります。それは○、△、□です。あとはこれの応用なのです。ですから、1週目・=ボール(球体) 2週目・=箱 =ディスペンサー(昔デザイナーが使った道具=三角錐)です。もうお分かりと思いますが、○△□といっても現実の「もの」は3D(立体)なのでこれをイラスト・絵=平面(2D)に置き換える訳です。頭のいいあなたはもうお分かりですね。あなたの近くにある「モノ」はすべて3D=立体ですから、デッサンの対象はやたら身近にあるという訳です。興味が湧いたら何でもいいからデッサンしてね。それで「モノ」には役目があって、そのような形をしているわけ、そのものがどんな役割かを理解しながら描くと、早く、しかも正確に描けるようになります。さぁ、がんばって今日の講義に入りましょう。

描き方参考図
1

画面に対して収まりの良いところにアタリをとります。立方体の場合図Aのようになります。これは2点透視図法といいます。遠近法です。ここで間違えやすいことはガイドラインが逆になり焦点Fで結ばないことがあります。

2

焦点Fで必ず結びますが、実際の対象物の見え方はF1、F2は画面の遥か外に有ることになります。そこを想像しながら描いていきます。デッサンは理屈です。あるがままの理屈なので、しっかり理解してください。下描きができたら影を描きますが、簡単です。3面のうち明るい面、中間の面、暗い面を先ず描き分けます。

3

全体が固まりに見えてきたら明るい部分を、練り消しゴムで消していきます。ボールのときと同じです。箱についている模様はそれぞれの面に印刷されているので、面に沿って描いていきます。特に文字などはアバウトではなくしっかり同じ書体になるように描いてください。

完

完成です。箱は立方体であることを意識してください。1で描いた外側のアウトラインは最後は見当たりません。外側には線がありません、そこは箱の境界線だからです。ですから線があったらおかしいのです。線があるとそこが目立ち過ぎ手前に出てくるように見えてしまいます。以降デッサンの場合はアウトラインはいらないと思ってください。此処で大事なことは対象物は「立体」であることです。
立体物=3Dを平面=2Dに描く訳ですから、いかに立体に見えるように描くかです。デッサンをする上で大切なことは数えるほどしかありません。その一つは対象物を「良くみる=観察」です。10のうち8見る感じでいてください。描くのは2です。それからアウトラインはいらないです。鉛筆の一番黒い(強く描く)表現ができるようにしてください。1~10段階を描き分けられるように練習しましょう。

三角=三角錐・円錐

描き方参考図

目の高さが現状とした場合:下に行くに従って楕円の形は円に近づく。特に底面は向こう側が見えないので図Bになりがち注意

1

画面に対して収まりの良いところにアタリをとります。円錐と円筒形の切り口に注意します。この段階のアウトラインは強く描かずアバウトで結構です。

2

天面が薄い楕円に見えるということは目の位置は上にあるいうことです。円筒天面と底面の楕円の形に注意。円錐底面と上面が中心に有ることを注意。だいたいの影をつけます。

3

全体が固まりに見えてきたら明るい部分を、練り消しゴムで消していきます。消すというより描く感じです。時には押さえる感じで消したいところを押さえます。柔らかい感じで鉛筆がとれます。

完

完成です。一番の注意点は紙の柔らかさ金属の固さとの比較。紙の白さと金属の色の違いを明確にすること。金属やプラスチックのような硬質でツヤのある物の場合、鉛筆の動かし方は面に沿って縦線の表現をするとそれらしく描けます。これが木や布などの場合は横線で描くと比較的成功します。デッサンの場合は描き手本人は見る者、第三者にどう伝えるかを意識して描くと良いでしょう。正確に伝えるという心がけが大切になります。

Kaz Tanaka

イラストレーター

Kaz Tanaka

1946 栃木県小山市生
1970 武蔵野美術大学造型学部デザイン科卒
     カネボウ化粧品入社
1971 カネボウ化粧品退社 水野デザインハウス入所
1973 フリーランス

<作品集>


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