Vol.177 読んで学べる自分磨きコラム

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色について

最初に:我々の世界にはというのが普通にあります。中学の時にやったと思いますが、プリズムを使って太陽光線を分ける実験、もしくは図を見たことがあると思います。これが原点です。電磁波で人の見える波長=光で 我々の目に見える色です。左から紫・藍・青・緑・黄・橙・赤となり虹の7色です。ですから、虹を描く時はこの順番で、赤の次に青、黄・・なんて描いてはいけません。ちなみに波長の短いものは紫でこれより短いと我々には見えません。これを紫外線といい、長波長の赤より長い波長のものは見えません、これを赤外線といいます。

色には2つの世界があります。加色混合減色混合です。加色混合は三原色が赤、緑、青です。三色混ぜると白になります。これは光の三原色、テレビ、PC、iPHONE等です。減色混合は赤、黄、青が三原色、合わせると黒になる。これは絵の具の三原色。我々が接するのは主に減色混合・絵の具の色です。絵の具は混ぜれば混ぜるほど濁ります。このことを頭の隅に置いてください。

色には色相(色み)、明度(明るさの度合)、彩度(鮮やかさの度合)とがあります。では 色相または色環について説明します。前述のように光の帯があり、この順番を輪にしたものを色環といいます。アメリカの画家マンセルさんが考えだしたもので、現在もこれが色の基本になっています。マンセルシステムといいます。この色環の180度(真反対)にある色補色といいます。補色は同量の配分で表示すると互いに反発し合い喧嘩状態になります。ある意図を持って実行する場合を除いては避けた方が良い配色です。でも、例えば真っ赤なドレス(補色は緑)に緑のアクセサリーを胸元に配したとすると、するどく、洒落た配色になる場合が多いです。どちらかが多く、一方が小さい時パンチの効いた配色になります。面白いですね。

色は単色それ自体には、きれい、とか、きたない、はありません。要は隣り合う色の相性が悪いと汚く見えてしまうのです。例えば、色相における両隣またはその近所・・・ベースが青の場合は紫から青緑の範囲で色を選ぶとまとまります。青から紫アタリを寒色といいます。また赤から黄色までを暖色といいます。では、緑は・・?緑は中間色というんですね。お仲間は・・・相性はピタリです。でも、ピリッと胡椒を効かすと一段と素晴らしくなる。これが、補色なんですね。一概にはいえませんが、ほぼ正解です。よく覚えていてね。

色相の色を原則的には色鮮やかな色(ビビット・トーン)とします。これらに白を足していくほど白に近づき明度は高くなります(パステル・トーンとかペールトーン)、反対に黒を混ぜていくと黒に近いほど明度は低くなります。が、双方共に彩度は落ちていきます。

色には意味があります。色の持っているイメージとでもいいましょうか。日本や世界で持たれているイメージをあげてみます。

  • 白:清潔、善、賛成、純粋 など
  • 黄:臆病、活発、明快、注意 など
  • 黒:武勇、汚濁、悪 など
  • 緑:幼稚、新鮮、湿潤、安全 など
  • 茶:豊穣、土、執着 など
  • 青:冷静、知性、憂鬱、悠久 など
  • 赤:熱暑、情熱、革命、愛 など
  • 紫:高貴、正義、王位、神秘 など
  • 橙:温暖、陽気、誇り、野心 など
  • 灰:不潔、不変、冷静 など

今度は色のイメージから・・・の具体例を挙げてみましょう。

先ず、食料品売り場に行ってみましょう。肉のコーナーの照明は蛍光灯(青白い光)ではなく白熱光(黄色味を帯びた光)を使用するのは、肉の色を赤く見せる効果があり、美味しさを演出しています。反対に魚類は青系(寒色系)が多いのは、清潔・新鮮のイメージだからでしょう。菓子類や食料品のパッケージに目をやると、やはり暖色系のものが多いのに気がつくと思います。逆に洗剤などは寒色系が多いです。もちろん例外はありますが、デザイナーさん達が一生懸命に配色も考えているので、少しだけ関心を持ってみてください。いままで気にしなかった事柄が、これを機に面白がったり、感心していただければ幸いです。

僕の拙い案内で少~しだけ広がるとすれば、こんな嬉しいことはありません。
それでは・・・これにて~一件落着~。
背中の桜も泣いていらぁ~ チョ~ン!!

最後に色の組み合わせを遠山の金さんに実演してもらいました。当然分かっていると思いますが、皆さんはどの組み合わせが好きですか。好き嫌い、はあなたの自由ですから正直に思ってください。ですが、やっぱりBが、見栄を張った時に迫力がありますね。
ほんとのほんとに一件落着です。機会があればまたお会いしましょう。ありがとうございました。

Kaz Tanaka

イラストレーター

Kaz Tanaka

1946 栃木県小山市生
1970 武蔵野美術大学造型学部デザイン科卒
     カネボウ化粧品入社
1971 カネボウ化粧品退社 水野デザインハウス入所
1973 フリーランス

<作品集>


  • 青山ベルコモンズ
    20周年ポスター・イラスト

  • 日本LPガス協会
    季刊誌デザイン・イラスト

  • HONDA埼玉本社
    2008年版カレンダーイラスト

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