Vol.181 読んで学べる自分磨きコラム

仕事やプライベートに役立ち、
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スペシャルティコーヒーを身近に

ドリップコーヒー

ペーパードリップの特徴

ペーパードリップは皆様にとって、1番馴染みのあるコーヒーの抽出方法ではないでしょうか。ペーパードリップの特徴はフィルターを通すことによって、コーヒーの微粉がカップに入らないようになり、綺麗な舌触りのコーヒーに仕上がる点です。
しかし、抽出の仕方によって大きく味が変わってしまい、美味しく抽出する、または狙った風味に仕上げるのが、なかなか難しくもあります。その理由として、お湯をかける早さ、お湯のかけ方、ポットの注ぎ口の高さ、蒸らし方、抽出時間、フィルターの紙質、ドリッパーの形状など味に影響する要素が非常に多く、経験や知識が多少必要になるからです。
しかし、何度も抽出することによって、コーヒーがより美味しくなり、自分の好みのコーヒーに仕上げることができるようになります。経験を積み重ねることによって、コーヒーに磨きがかかる楽しさが、ドリップコーヒーにはあります。

ペーパードリップによる抽出方法

ここでは、基本的な抽出方法をご紹介します。細部にこだわる前に、大切な部分をしっかり抑えてください。
抽出器具はHARIO V60のプラスチック製のものを使用します。サイズは01です。
まず、プレスのときと同様にお湯を沸かし、ドリップポット、コーヒーサーバーとカップを温めます

コーヒー豆 19g (中挽き)
お湯 200g(200cc)

上記の分量で抽出します。
そして、次の点を行いながら抽出してください。
湯量を計測する
②お湯は豆に対して円を描きながら垂直に当て続け、注ぐ早さを
 終始一定
にする。
この2点を実行するだけでも、格段に美味しくなります。②は少し難しいですが、ぜひ挑戦してみてください。

では、抽出を始めましょう。温めておいたポットやサーバーのお湯を捨てます。
フィルターはドリッパーに沿うように折り目をつけてセットします。そこに挽いた粉を入れ、表面が平らになるように、軽くドリッパーを叩きながら整えます。お湯が沸きましたらドリップポットに移し30秒ほど置いておきます。これで湯温が95℃くらいになります。

写真のようにサーバーとドリッパーと計り、ドリッパーを外す時に使う器をセットします。お湯を注ぎ蒸らしを始めますが、先ほどの②を抽出の初めから意識してください。
第1投目の蒸らしは30g程のお湯で行います。ドーム型に綺麗に膨らみましたら成功です。
第2投は130gを目安に注ぎます。このときも②を意識してください。コーヒーの粉がより膨らみますが、蒸らしたときの形が崩れないように注ぎます。中央がへこんだり、全体の形が崩れないように注意してください。
130g注いだらほんの少し休憩しましょう。時間にして1~2秒くらいです。膨らんだコーヒーの粉が、お湯を注ぎ続けることによって膨らみすぎないようにするためです。
第3投は200gになるまで注ぎます。注ぎ方は今までと同じです。200gになったらすぐにドリッパーをサーバーから外しましょう。落ち切るのは待たないでください。
抽出したコーヒーをカップに注いだら完了です。

HARIO V60におすすめのコーヒー

先ほども申し上げましたが、ペーパードリップはドリッパーの形状によってコーヒー風味が変わってきます。HARIO V60の円錐形ドリッパーは、コーヒーの風味の違いがしっかりと表現できます。スペシャルティコーヒーは個性豊かな風味を持つコーヒーが多いので、その個性をしっかり引き出せると思います。
浅煎り~中煎りと呼ばれるやや浅めに焙煎されたコーヒーは、それぞれのコーヒーの風味や香りが感じられると思いますので、HARIO V60に特におすすめです。

水谷 敏

プロフィール

水谷 敏
水谷珈琲代表

http://mizutanicoffee.jimdo.com
mizutanicoffee@gmail.com

2009年 Coffee & Babyを開業
2013年 水谷珈琲にリニューアル
エスプレッソにはじまり、ペーパードリップ、ネルドリップなど、
コーヒーの抽出方法をさらに深く研究中。

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