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いろいろ学べます! Vol.49

ライフプランセミナー

正しい保険の知識

調査によりますと、生命保険の世帯加入率は89.6%、これにはいわゆる共済の加入者は含まれていませんので、実際には9割以上の世帯が何らかの保険に加入していることになります。4割近くの人が保険料を払っていない国民年金とは大違いですね。

今回は、殆どの方がなにかしらの形で加入している生命保険について正しく学んで頂く為に、下記の3つについてお話します。

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■保険は高価なお買い物

ところで、我々はどのくらいの保険料を払うのでしょうか。もちろん人それぞれですが、ここでは仮に月3万円の保険料を払うとしましょう。すると30歳から60歳まで加入するとして、30年間で1,080万円の保険料を払う計算になります。
月4万円なら1,440万円、月2万円でも720万円となり、いずれにしろ非常に高い買い物であることは間違いありません。

これだけの額ですから、さぞ悩んだ末のご決断かと思えば、「セールスマンが知り合いだったので」「親身になって説明してくれたので」といった答えが返ってきます。皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか。
でも考えてみてください。車でも宝石でもかまいませんが、100万円単位の買い物をする場合に、車のディーラーが知り合いだからといって、宝石の販売員がいい人だからといってそれだけで買いますか。でも保険は簡単に契約してしまうのです。

そのような理由で、保険の見直しがちょっとしたブーム?になっています。先ほどの例で保険料を10%削減できれば、トータルで108万円の節約になるわけですからばかにできません。ぜひ皆さんもチャレンジしていただきたいところですが、そのためには保険についてしっかりとした知識を身につける必要があります。

■保険の種類と目的

まず、なぜ保険に入るのかと言えば「万一のため」の一言に尽きます。中でも残された家族のために入るのが生命保険です。生命保険にも色々ありますが、ここでは終身保険定期保険についてはしっかりと押さえておいてください。
終身保険とは保障が一生涯続く保険です。解約しない限り、いつか必ず保険金が支払われます。一方の定期保険は通常60歳までの保障になります。60歳になると死亡しても保険金が払われないため、「掛け捨て」と言われたりもします。

当然、同じ保険金の場合でも定期保険より終身保険の方が保険料は高くなります。
一昔前は、定期保険と終身保険を組み合わせた定期付終身(定期保険特約付終身保険)という保険に加入している人が多くいました。終身部分の比率が高ければ保険料が高くなり、定期部分の比率が高ければ保険料は安くなります。

  保障期間 保険料
終身保険 終身(死ぬまで) 高い
定期保険 一定期間(一般に60歳まで) 安い
定期付終身保険 一部終身、一部一定期間 終身と定期部分の割合による
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■保険の見直しで節約!

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① 正しく見積もる

まず保険の見直しの上で重要な事は、必要保障額を正しく見積もる事です。例えば、もし一家の稼ぎ手が死亡した場合、いくら必要になるかということです。
具体的に言えば、遺族の生活費(住居費、教育費、雑費など)の支出額を計上します。

■生活費の主なもの

住居費 家賃、固定資産税など。住宅ローンは考慮しなくてよい
水道光熱費 水道代や電気代、電話代など
食費 日々の食事代
教育費 公立か私立かで額は大きく異なる。他に塾や習い事の費用も含む
教育娯楽費 新聞代や書籍代など
衣料費 家族の衣服にかかる費用
雑費 その他、諸々の費用

そこから、収入(遺族年金、死亡退職金など)や貯蓄を差し引きます。
例えば遺族の生活費が7,000万円、遺族年金4,000万円、貯蓄が500万円であれば、
7,000万円-(4,000万円+500万円)=2,500万円
が必要保障額となります。

本来なら、このように必要保障額を算出してから、生命保険の保険金を決めるのですが、いかがでしょうか。もし、保険金が必要保障額より高ければ、これを引き下げる事で保険料を安くする事ができます。一般的に言われるがままに加入した人は、保険金が必要以上に高い傾向にあるので、試してみてください。

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② 保障を変えずに保険料を安く

次に必要な保障を変えずに保険料を安くする方法を考えてみましょう。
例えば定期付終身保険の場合、終身部分1,000万円、定期部分2,000万円でも、終身部分500万円、定期部分2,500万円でも60歳までの保険金は3,000万円ですが、保険料は後者の方が安くなります(60歳以降の保険金は少なくなります)。
また、定期保険部分を収入保障型にしたり、逓減定期保険にしたりする方法もあります。

収入保障型とは、2,000万円を一括で受け取るのではなく、200万円ずつ10年や100万円ずつ20年のように分割で受け取る保険で、一括で受け取る保険より保険料は安くなります。
逓減定期保険とは、年齢の上昇に合わせ保険金が一定の割合で減少していく定期保険をいいます。当然、保険金が減らない通常の定期保険よりは保険料は安くなります。

定期保険 逓減定期保険

保険料が安くなるのはいいとして、保険金が減っていってもいいものなのでしょうか。

ここで、もう一度必要保障額について考えてみます。
仮に奥さんと子どもが1人いるとします。奥さんの寿命があと50年、子どもが独立するまで20年としましょう。それぞれ年間100万円必要とします。
この場合、遺族年金などの収入が見込めなければ必要保障額は以下のとおりとなります。

奥さんの生活費 :100万円×50年= 5,000万円
子どもの生活費 :100万円×20年= 2,000万円
合計 7,000万円

しかし、来年になるとどうでしょう。

奥さんの生活費 :100万円×49年= 4,900万円
子どもの生活費 :100万円×19年= 1,900万円
合計 6,800万円

同様に再来年は6,600万円となり、毎年200万円ずつ減少していきます。

このように、必要保障額は年々減っていくのですから、実は逓減定期保険こそ理論的には正しい遺族保障のための保険となります。

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③ 見直しの手順

最後に保険の見直しの手順をまとめますと、

不要な特約、重複している特約は解約する
② 必要保障額を計算し、余分な保険金を下げる
③ 終身保険→定期保険、定期保険→逓減定期保険のように、保険料の安い保険へ移行する
④ 優先順位を付け、優先度の低い保険の解約または保険金の減額

としていくとよいでしょう。

ここで節約できた保険料は、生活資金老後資金などにまわすことができます。保険以外にも色々と勉強して、ご自身の豊かな人生の実現への手助けとしてください。

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