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いろいろ学べます! Vol.50

ライフプランセミナー

資産運用の方法と注意点

サブプライムローンやリーマンショックなど、世界規模の金融混乱が市場を揺るがしています。その影響は実体経済にも悪影響を与えています。いわゆる「100年に一度の金融危機」といわれ、出口の見えないトンネルを歩いているようだという人もいます。
ただ、その中でこんな事を言う人もいます。「100年に一度のチャンスだ!」と。

今回は、そんな時だからこそ理解しておきたい資産運用についてのお話です。

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■まずは基本を勉強

金融商品のパンフレットなどには利率○○%と表示されていますが、どういうことかお分かりでしょうか。
利率とは、支払われる利息の額を元本に対する年率として表したものです。この「年率」というところが曲者で、比較のために利率は1年単位で表示するのです。
したがって、3ヵ月満期で1%の利息がつく場合、年換算すると利率4%ということになります。よく外貨預金などで、最初の1ヵ月だけ1%の利息がつく「利率12%」というものもありました。

また、同じ利率でも、単利複利の違いもあります。
単利は元本に対してのみ利息が計算されるのに対し、複利は支払われる利息を元本に足し、これを新しい元本として次の利息が計算されるため、利息が利息を生む形になります。
よって、長期間になるとその差も広がってきます。

さらに注意が必要なのは固定金利なのか、変動金利なのかということです。
固定金利とは、預け入れ時の利率が満期まで変わらないもの、変動金利は経済情勢の変化に連動して利率が見直されるものとなります。
固定金利の方が計画は立てやすいのですが、インフレなど世の中の金利が高くなってもそのままとなります。
一方で変動金利は、インフレには強いのですが、世の中の金利が低くなると一緒に下がってしまいます。
一般に、不景気(低金利)な時勢なら変動金利で、好景気(高金利)な時勢なら固定金利で運用するのがよいでしょう。
もちろん、住宅ローンなど借入れの場合は逆に、不景気なら固定金利、好景気なら変動金利となります。

■さまざまな資産運用

一口に資産運用といっても色々あります。
最も身近なところでは預貯金がありますし、株式投資FXなどもIT環境の充実により個人の取引が活発になっています。

他にも個人向け国債金投資など、投資の幅が広がるのはいい事ですが、それだけ注意も必要になってくるという事です。
郵便局で投資信託を始めた頃、老人の方で郵便貯金のようなものと勘違いしたまま、リーマンショックで資産が半減してしまったという話もあります。
それぞれの特徴を押さえ、自分にあった投資方法を選択しなくてはなりません。

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【主な投資方法と特徴】

商品 リターン リスク 金利 元本割れ 換金性
普通預金 変動 なし いつでも換金可
定期預金 固定 なし いつでも換金可だが、
中途解約にはペナルティ
個人向け国債 10年:固定
3、5年:変動
なし 一定期間経てば解約可
株式 変動 あり いつでも換金可だが、まれに
売買が成立しない場合も
投資信託 やや高 やや高 変動 あり いつでも換金可だが、
手元にくるまで数日かかる
FX 超高 超高 変動 あり いつでも換金可だが、
手元にくるまで数日かかる
不動産投資 あり 売買が成立しないと
換金できない
REIT やや高 やや高 変動 あり 基本的に株式と同様
投資 やや高 やや高 あり いつでも換金可だが、
手元にくるまで数日かかる

マネー雑誌などでは景気のいい記事が載りますが、同じだけ損をした人もいるということを忘れないでください。いずれにしろよく勉強をして、損をしても影響のない程度の投資に抑えるようにしましょう。

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■資産運用に絶対はない!ではどうすれば

資産運用にも色々あるということですが、それぞれ問題点もあります。
預貯金や個人向け国債は損をする心配が少ないという点で安心なのですが、利回りが少なくて必要な資金を用意できない可能性もあります。例えば老後資金として30年後に3,000万円が必要だとします。これを定期預金(年利1%)で用意しようとするなら、毎月7万円強の積立が必要となります。
これが投資信託などで6%の運用が可能なら月3万円強となり、グッと現実味が出てきます。もっとも30年間下がる事のない投資信託というのも現実味がありませんが・・・。

このように、利回りを求めればかえって損をする確率も高くなってしまいます。
リスクを負わなければ、リターンは得られないということです。
しかし実際問題として、大きなリスクは負いたくありません。どうすればよいのでしょう。

よく言われるのが、分散投資と言う考え方です。
1つに集中して投資するのではなく、いくつかの投資方法を組み合わせるのです。

  期待リターン 比率
株式 6% 30%
債券 3% 40%
預金 1% 30%

例えば、上記のように株式に30%、債券に40%、預金に30%の割合で分散投資した場合、期待収益率は、5%×0.25+2%×0.40+1%×0.35=3.3%となります。
リスクの計算は複雑なので省きますが、分散投資をする事でリスクは平均値よりも小さくなります。つまり、リターンは平均、リスクは平均より小さい、ということで分散投資の効果があるという事になります。

上記のように、資金を株式、債券、金などの資産にそれぞれの特性を生かしながら配分することにより、リスクを分散させて、長期的にリターンを上げようとする考え方をアセットアロケーションといいます。
もう少しリターンを上げたいのであれば、預金や債券の比率を減らして株式の比率を上げ、安全性を高めたいのであればその逆というように調整します。
さらに細かい配分として、外国株式外国債券不動産や金への配分も考えられます。

アセットアロケーションに対して、A社株には70%、B社株には30%というような分散投資の方法もあります。これを銘柄選択といいます。
最近のリーマンショックなどでも分かるように、個別銘柄や金・プラチナというよりは、株式市場貴金属相場全体の相場が上下していくことが多いので、一般的に運用の成果は銘柄選択による要因よりも、アセットアロケーションによる要因が大きいといわれています(80%はアセットアロケーションで決まるという説もあります)。

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また、毎月決まった額を投資するドル・コスト平均法という投資法もあります。これは、金投資などでよく行われていたのですが、毎月一定の購入金額を決めて、同じ額の純金を購入していくというものです。
こうすれば、価格の安いときには多く、高いときには少なく購入することになり、いわゆる「高値掴み」を防ぐ事ができ、毎月少ない資金で長期投資をする事ができます。
最近では、株式や投資信託でも月千円単位から積立で投資できる証券会社も増えていますので、検討してみてはいかがでしょう。

資産運用と言うとリターンに目が行きがちですが、リスクにも目を向けましょう。
とはいっても、過剰にリスクを恐れていたのではリターンを得る事はできませんので、投資目的に見合うだけのリスクを取ることも必要になります。
そのバランスこそが、自分にあった資産運用というのではないでしょうか。

いずれにしても、投資についてしっかり勉強する必要がありますね。
投資の勉強といえば、真っ先にファイナンシャル・プランナーという資格が思い浮かびますが、投資以外の知識も身に付きますし、これから何か勉強をという方には、まさにうってつけといえるでしょう。

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