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いろいろ学べます! Vol.73

美味しい日本茶を飲もう!

基礎知識編

「お茶とは?」

茶の苗木

お茶というと、日本茶や紅茶、烏龍茶などがありますが、これらは全て同じツバキ科の茶樹の葉を加工したものです。茶樹は背が高く、葉が20センチ程度に生長するアッサム種と、低木で葉が5センチ程度にしかならない中国種に大別されます。日本茶は中国種を主に用います。

それでは、日本茶、紅茶、烏龍茶の違いは何でしょうか?
それは、茶葉を摘んでまず最初に行う処理方法に違いがあります。摘みたての茶葉には様々な酵素が含まれており、摘んだ瞬間から酸化が進みますが、この酸化を止めるために行う加熱処理のタイミングによって、お茶の種類が決まります。日本茶は摘んですぐに加熱処理する「不発酵茶」、紅茶は酵素の働きを最大限に生かす「発酵茶」、その中間で少しだけ酵素を働かせる烏龍茶は「半発酵茶」と呼ばれています。

「日本茶の歴史」

茶の原産地には諸説ありますが、最も有力なのは中国雲南省南部あたりと言われています。日本には、奈良時代に僧侶が唐から茶を持ち帰ったのが始まりとされています。そして鎌倉時代に栄西禅師が宋から茶の種子を持ち帰り、碾茶(抹茶を碾く前のお茶)の飲み方を伝えたことで、日本の茶の文化が花開いたのです。室町時代に村田珠光や武野紹鴎らによって始まった茶の湯は、千利休によって大成されました。その後、江戸時代中期に京都宇治で煎茶製法が生まれ、これが全国に広まり、現在では煎茶は日本人の生活に欠かせないものとなりました。

「日本茶の種類」

不発酵茶に分類される日本茶ですが、茶葉の栽培方法や、摘み取る時期製法や加工方法によって様々な種類のお茶が生まれます。

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「お茶を美味しくする水!」

お茶を美味しく淹れる大きなポイントはお茶に適した水で淹れることです。
お茶に適した水とは?

硬度30~80程度(水中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量)
ミネラル、硬度、炭酸ガス、酸素を適度に含む飲んで美味しい水
有機物、鉄、マンガンなどが少ない
カルキ臭がない

日本の水道水は①~③の条件を満たしているので、カルキ臭を抜けば、水道水で十分美味しいお茶を淹れることができます。カルキ臭を抜く方法としては、水道水を3~5分沸騰させるか、4~5時間汲み置きする方法があります。電気ポットの場合はカルキ除去の機能を使いましょう。
外国産のミネラルウォーターは、硬度が高いものがあるので、利用する際は表示をよく確かめましょう。

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T&Comfort JAPAN

プロフィール
(株)ティーアンドコンフォートジャパン
代表取締役 江口 みどり

聖心女子大学卒業後、一部上場企業で社長秘書として10年間勤務。その後、和文化の教養を深めるため、都内呉服店にて和のイベント企画・運営、着付け講師などを経て独立。2009年3月、株式会社ティーアンドコンフォートジャパンを設立。 現在、企業向けマナー研修、着付け教室、六本木ヒルズやカルチャースクールにて日本茶講座を開催。

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