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いろいろ学べます! Vol.81

陸上競技観戦を楽しもう

④ 跳躍(高跳・幅跳)

「陸上競技は種目が多いから分かりにくい!」という方のための、各種目の観戦ポイントをご紹介します。

【跳躍】

■走高跳

走高跳と棒高跳では3回続けて失敗したら競技は終了です。同じ高さには最大3回挑戦できるものの、必ずしも同じ高さに3回挑戦する必要はありません。例えば、1m80に3回挑戦できますし、1m80を1回目に挑戦して失敗、1m85を2回目に挑戦して失敗、3回目に1m90に挑戦ということもありえます。
バーの上げ方は競技注意事項で発表されていますが、どの高さから跳び始めるかは選手が決めることができます。その高さをパスすることも可能なので、観戦に慣れるまでは、つぎに誰が挑戦するのかわかりづらいかもしれません。

最も高く跳んだ選手が優勝となりますが、同じ高さを跳んだ選手が複数いた場合は、その高さの失敗が少ない選手の順位が上になります。それでも順位が決まらない場合は、その高さまでの全体で失敗試技の少ない選手が勝者となります。それでも決まらない場合は、第1位を決めるには優勝決定戦が行われ、それ以外は同順位となります。

■棒高跳

棒高跳の順位の決め方は、走高跳と一緒です。
選手が使うポールの材質、長さ、太さには制約がありません。日本が戦前にこの種目で活躍していた頃には、竹が使われていたこともありますが、現在ではグラスファイバー製が主流です。
男子選手が使うポールの長さは約5m。男子棒高跳世界記録保持者のブブカ選手は約5m30cmのポールを使用していました。各選手は自身の身長や体重、筋力などに合わせて自己所有のポールを持ち込んで競技します。
跳ぶときのポールの曲がり方はそれぞれ異なり、その反発力により選手が空中で描くアーチの頂点も異なることから、ポールをさすボックスから着地マットの方向へ最大80cmの範囲でバーの位置を移動することが認められています。
ポールの長さは例え選手がバーを越えても倒れてきたポールがバーを落としてしまった場合は無効試技となるため、跳び終えたときポールをいかに上手に助走路側に押し戻すかも大事な技術となります。ところが、ポールの長さよりも高いバーを跳び越える選手が数多く出場しているので、その人たちにとってはポールがどちらに倒れてもバーを落とす心配はありません。凄いですね。

■走幅跳

走幅跳と三段跳の決勝では、すべての選手は3回の試技ができます。さらに上位8名によりもう3回の試技が許されます。最も遠くまで跳んだ選手が優勝ですが、もし同記録だった場合には、2番目に良い記録、それでも決まらない場合には3番目、4番目というように比較して決まります。

記録は砂場に残された痕跡の踏切板に最も近い場所から踏切板までの距離が測られますが、踏切板を踏み越してしまった場合には無効試技として赤旗が上がります。跳び終えた後、砂場を逆に戻ってはいけませんので、審判員はたとえ選手の踏み切りが有効であっても、砂場を出る動作を確認するまでは白旗は挙げません。
選手の跳躍順番は、4回目以降に変更になります。3回目までの記録が低かった選手から始まり、最後に最もよい記録の選手が跳躍するよう決められていますから、観戦するのにわかりやすいルールです。

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■三段跳

三段跳の順位の決め方や跳躍順などのルールは走幅跳と同じです。
三段跳は、ホップ、ステップ、ジャンプの順で成り立っています。選手はホップで踏み切ったのと同じ足で最初に着地し、ステップでは反対の足で着地し、つづいてジャンプを行います。
踏切板の先には、走幅跳と同じく、つま先が踏みでたかどうかの判定をしやすくする目的で、45度の角度の粘土層が塗りつけられています。無効試技の度に、審判員が"粘土板"を取り換えているのは、痕跡のついていないものと交換しているのです。

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【資料・情報ご提供】

財団法人日本陸上競技連盟
http://www.jaaf.or.jp/fan/
日本陸上競技選手権観戦ポイント
http://www.jaaf.or.jp/taikai/531/point_of_view.html
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