企業サービス

人材サービス最新情報

【オフィス環境・満足度調査】使用している仕事道具や備品に約3割が不満

2016年9月29日

マンパワーグループは、20歳~59歳の正社員の男女400名を対象に、職場のオフィス環境における満足度を調査しました。仕事に使用する機器や備品など、働く環境が整備されていることは、社員のモチベーションアップはもちろん、転職希望者に向けても一つのアピールポイントになります。どんな部分に不満を感じているのか実態を知り、今後の環境整備に役立ててみてはいかがでしょうか。

調査時期
2016年6月
有効回答
400人

目次

約3割が使用している仕事道具や備品に不満を感じている

20代~50代の正社員の男女に、「現在、職場で使用しているパソコンなどの仕事道具や備品に満足しているか」を質問したところ、全体の約3割が「とても不満」「どちらかと言えば不満」を感じていると回答しました。一方、満足している7割の中でも、「とても満足」との回答は約1割にとどまり、企業は、社員が満足できる環境を整える努力が必要と言えそうです。

約3割が使用している仕事道具や備品に不満を感じている

不満に感じるトップ2は「休憩用の備品」「自分専用の電子機器」

不満を感じているものについては、「休憩用の備品」(39.3%)が1位となり、全体の約4割を占めていました。仕事に使用する道具より、冷蔵庫、お湯ポット、オフィス設置型のドリンク・お菓子など、リフレッシュのために必要な設備を充実させてほしいと考えているようです。

続く第2位は「自分専用の電子機器」(35.3%)、第3位は「自分専用の備品」(21.8%)となっており、どちらも自分が仕事で専用に使用するものとなりました。デスクワークで使うパソコンはもちろんのこと、スマートフォン、携帯電話など、外出中のやりとりに使用できる自分専用の電子機器が整備されていない場合やバージョンが古い場合などは、仕事のパフォーマンスそのものに影響する可能性も。さらに、机や椅子などの備品についても、効率アップにより役立つ環境を求めているようです。

また、パソコンについては、「ノートパソコンを自己負担しなくてはならない」(女性/サービス業)、「事務職なのに、パソコンは自己負担」(女性/卸売・小売業)という声も。いまや1人1台のPC環境は当たり前の時代となっていますが、社員が負担するケースも少なからずありました。

不満に感じるトップ2は「休憩用の備品」「自分専用の電子機器」

まとめ

今回の調査の結果、オフィス環境のさらなる整備と充実を求めている人が多くいることがわかりました。特に、休憩中の設備に不満を感じている人が多く、そうした環境を充実させることが「働く環境の満足度アップ」につながると言えそうです。仕事に直接関係しない設備・備品ではありますが、リフレッシュタイムは効率アップの源になるもの。福利厚生といった意味合いも含めて、検討してみるのもいいかもしれません。また、個々の仕事のパフォーマンスに直接影響を与える専用電子機器や備品についての不満も多くありました。より満足度の高いオフィス環境を整備すれば、業務効率アップも期待できますし、企業イメージの向上や転職者へのアピールポイントにもなるしょう。

人材の採用、教育などに課題をお持ちの人事ご担当者様
マンパワーグループは総合人材サービス会社です。課題に対して、様々な切り口からご提案が可能です。
>マンパワーグループのサービス一覧はこちら
>オーダー・お問い合わせはこちらから

SNSでシェアする

  • ツイートする
  • facebookでシェアする
  • LINEで送る
  • LinkedInでシェア
  • はてなブックマーク