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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、急速に導入が拡大したテレワーク。労務管理、業務管理の難しさなどから手探りの状態が続いている企業も少なくないようです。
社員研修も状況は同じ。今後の見通しが立たない中で、複数の拠点からの移動が伴ったり密になったりの集合研修はこのタイミングで実施できない。企業として不可欠な人材育成を今後どうするか?
その対策として、社員の健康を確保しながら人材育成を進めるために、既存の研修コンテンツすべてをオンライン化することを検討する企業が急増しています。
この夏、動画研修を撮影するスタジオは、過去に類を見ない予約が入っているとも聞きます。もし、これから対策を打つという場合は、下期に向けて早めに検討する必要があります。
とは言え、「オンラインでの研修ってちゃんと効果が出せるの?」と不安を抱いている方もいらっしゃることでしょう。
確かに、リアルでの集合研修には、同じ時間・同じ場所での体験を共有することで得られる、何ものにも代えがたい実感があります。
ですが、オンラインだからこそのメリットもたくさんあります。
一例を挙げると、「e-ラーニングやオンデマンド形式は社員それぞれのタイミングに合わせて受講でき、業務への支障が少ない」、「ウェビナー形式はチャット機能の活用で対面よりも多く質問が上がる」などがあります。
また、集合研修で実施する場合と比較して、交通費や会場費のコストカット、移動のための時間の節約など、受講者だけでなく研修の運営側へのメリットもあります。
4月以降、多くの集合研修がキャンセルとなりましたが、緊急事態措置解除後から少しずつ新しいカタチの社員研修についてのお問い合わせが弊社にも入るようになりました。
研修の期間が空いてしまったので、取り上げるテーマについて再考している__というご相談もいただいております。
そこで、マンパワーグループでは、昨年に引き続きご相談の多い「SDGs研修」のプログラムを集合研修からオンラインのウェビナー形式に変更して提供することにいたしました。
オンラインだからこそ受講者が集中できるプログラムを__という視点から、グループディスカッションやワークを豊富に盛り込みましたので、はじめてのオンライン研修を試してみたいという場合にもお薦めです。
withコロナ時代において、顧客の健康に配慮するサービスや商品が当たり前のこととなりました。
環境問題などの社会課題においても、サステナビリティが企業の持続可能を左右するといっても過言ではない時代が急速にやって来ています。
予想もしない外的要因でビジネスの転換を求められることがあり得ることになってしまった今だからこそ、SDGs研修は社員研修として取り組むべきタイミングと言えるのです。
SDGsを学ぶことは企業の経営戦略や成長戦略の理解に繋がるため、新卒研修、課長職研修などの中堅社員研修、幹部候補者研修など、様々な参加者属性に有効なテーマとなります。
また、SDGs推進プロジェクトを立ち上げる際のはじめの一歩として、プロジェクトメンバーの意識の統一などに活用いただくのも有効でしょう。
東京都では2020年8月現在、2020年度の新型コロナウイルス感染症対策として、中小企業が従業員に対して行うオンライン研修の経費の5分の4を助成する事業(中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業)を行っています。
マンパワーグループのオンラインSDGs研修も、本申請が可能な研修講座に該当しますが、助成金の申請は複雑で大変そう、他の業務で助成金申請まで手が回らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マンパワーグループでは、オンラインSDGs研修(3時間コース)をお申し込みの場合、助成金申請サポートサービスをご希望の方へは行政書士事務所をご紹介するパッケージキャンペーンを実施しています。
中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業は、2020年9月11日(金)までに申し込み、2020年10月1日(水)~12月31日(木)に研修実施に該当する場合の期間限定キャンペーンとなりますので、お早めにお問い合わせください。
また、都内に本社又は主たる事業所がある中小企業であること、受講者の常時勤務する事業所の所在地が都内であること、役員は対象外などの申請要件があります。
支援事業の詳細については、東京都TOKYOはたらくねっとの支援事業紹介ページをご覧ください。
東京都 TOKYOはたらくねっと|中小企業人材オンラインスキルアップ支援事業
キャンペーン、助成金の条件に該当しない場合も、SDGs研修の提供は可能です。
スケジュール、企業所在地、企業規模、参加者属性に関わらず、まずはお気軽にお問い合せください。
SDGsの推進、浸透、事業企画、経営ビジョンや企業理解を伝えるためのオンラインSDGs研修を行います。
SDGsへの取り組み進捗や受講者の属性に合わせたカスタマイズが可能なため、さまざまな学びのシーンにフィットしたコースを設定できます。
学生の社会課題への関心は年々高まる傾向にあり、SDGsは、ESG、ダイバーシティ、健康経営と並んで、就活における企業選びの新基準と言われています。
また、優秀な学生ほど就職先を選ぶ際に企業のSDGs貢献度を考慮するとのデータもあります。
会社説明会、選考面接、内定者研修、インターン研修でSDGsをテーマにしたワークショップを行うことは、企業の経営ビジョンを伝え、正しい企業理解を促すことに繋がります。
就活生を対象とする場合は助成金の対象外となりますが、総合人材サービスのマンパワーグループだからこそご提案できるSDGs研修をぜひ採用活動にもご活用ください。