大人のマナー力とは? ~仕事上の気遣い・立ち回り~

大人のマナー力とは? ~仕事上の気遣い・立ち回り~

目次

私が社会人になって一番に買った本は「マナー」の本でした。それほどビジネス上ではマナーが大事になると考えていましたし、マナーの基本を自分が知らないのではないかと自信がなかったからです。同じような気持ちを持っている方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな誰もが知っておきたかったと思うような、ちょっとした場面で使える大人のマナー術をお伝えします。

マナーの本質 大人のマナー力とは?

マナーにおいてもっとも大事なポイントは、「正式な形にとらわれる事よりも、相手を不快な思いにさせない」ことになります。「どんな行動だったら相手を不快にさせないか」、もっと言えば「どんな行動をしたら相手が喜んでくれるだろうか」とマナーの本質を考えることが重要になります。
その基本ができたうえで、性別や年齢によってそれに応じたマナーを使い分けることができると大人のマナー力が身についたといえるでしょう。
小学生があまりに丁寧な謙譲語などを使いすぎても「マナーがしっかりしていて心地よい」とは思わないですよね。あくまで、自分の立場や立ち位置に応じて、どういう振る舞いが「相手を不快にさせないか、相手が喜んでくれるか」を考えれば良いと思います。

仕事上で役に立つマナー術

では実際に、役立つマナーを「会議におけるマナー術」「ビジネスメールにおけるマナー術」「身だしなみや動作に関するマナー術」の3つの観点からお伝えします。

「会議におけるマナー」
①時間に遅れない
遅れてスタートするのが当然となってしまっているような会議はありませんか?時間を守る事は最低限のマナーですね。
②入り口付近の座席を確保
資料のコピー追加や電話対応など緊急な対応があっても、一番に対応できる位置に座っておくことで気遣いが伝わります。
③聞く姿勢と話す姿勢
聞くときはきちんと相手の顔を見て聞く。下を向いたままの会議は話す人の意欲を削いでしまいます。自分が話す際には分かりやすく結論から話す。特に、話が長くなりがちな会議では、結論からテキパキと話せると好印象ですね。

「ビジネスメールのマナー」
①宛先の間違いは禁物
宛先の間違いはマナー以前の問題。宛先の間違いが絶対にないように、あらかじめ送り先のメールアドレスはアドレス帳に登録するなどしておきましょう。
②件名で要件が把握できるように
件名は必ず入れ、件名だけでメールの要件がわかるようにしておきましょう。相手が返信する際も迷わず返信しやすくなります。
③署名をつける
署名はあなたの大事な顔です。署名は一番に作成しておきましょう。

「身だしなみや動作に関わるマナー」
①相手が不快にならない服装を
極端なミニスカートや胸が大きく開いた服はビジネスの場では不適切ですね。おしゃれとTPOは分けて考えましょう。
②相手のスピードに合わせる
極端に早口でまくし上げる様に話す人がいますよね、もしくは遅すぎる人。電話でも、来客の対応でも、相手に合わせて対応することが何より大事ですね。
③両手を添える
これはつい忘れてしまいがちですが、特に相手に物を渡すときなどは両手を添える、これだけでとても好感度がアップします。

日々の積み重ねがマナーとなりその人の品格につながっていく

マナーとは、相手への「おもてなし」や「思いやり」です。また同時に自分自身の価値を上げることにもつながります。
日々、「相手にとってどういう行動をとるのがいいのか」や「相手にはどういう風に自分が映っているのか」と積み重ね考えていくことで、自分自身が向上していき、品格も身についてきます。年齢を重ねれば重ねるほど、品格が外見や態度に表れてきますので、今から日々心がけて、大人のマナー力を身につけていきたいですね。

プロフィール

I.S

入社10年目、アカウントセールスを経てスタッフコンサルタント主任

数年前に取得したキャリアカウンセリングの資格を生かし、多くの求職者のお役に少しでも立ちたいと思っています。

趣味 オルガン演奏
好きな言葉 臨機応変
口癖 なるほど
将来の夢 一人でも多くの方のキャリアカウンセリングをすること

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