ワークライフバランスとは？　プライベートを充実させた働き方

時代の流れの中で変わりつつある「仕事」と「プライベート」の価値観

20～30代の親世代が働いたのは、ちょうど高度経済成長時期。「家族のために働く」ことがサラリーマンの姿でした。とにかくがむしゃらに働いて、より多くの給与をもらってきて、より早く出世すること。それを皆が目指していたような時代です。
そして、今その子供たち世代の我々は、そんな時代を知りながら長年のデフレの影響を受け少し違った価値観を持っています。
最近では『ワークライフバランス』（仕事と生活の調和）という言葉が生まれ、「自分の人生をもっと充実させよう」という時代の流れになっているように感じます。

『ワークライフバランス』の本当の意味とは

本来、『ワークライフバランス』というのは、ライフ（家族、友人恋人、趣味、社会生活）を充実させることにより仕事がうまく進み、私生活もうまくいくという相乗効果を指す言葉です。決して、「仕事」に力を入れすぎず、「ライフ」に力を入れるという意味でもないし、「仕事」の時間を減らし「ライフ」の時間を増やすという単純な意味でもありません。この言葉の中には「自分らしく働く」という意味が含まれているように感じられます。
「ワークとライフ」のバランス度合いは個人によって違います。趣味が仕事の人もいるでしょうし、家庭を持っている人と持っていない人では大事にする部分が違ってくるはずです。「ワークライフバランス」の本当の意味とは、そのバランスを自分に合った形に個人がコントロールしていく事が何よりも大事である、ということなのではないでしょうか。仕事に自分が支配されているのではなく、仕事と生活を含む自分の『人生』を、自らがコントロールして作っているという意識を持つことが、「ワークライフバランスが取れている」ということなのだと思います。

派遣でワークライフバランスを取る

あなたにとっての『ワークライフバランス』を取るために、どんな風に自分の人生をコントロールしていけばいいのでしょうか？
最近では「結婚しても出産を経ても働いていきたい」、「家族との時間を大切にしたい」と考える方が増えている傾向にあります。そして一部の方は、家事や育児の負担が多く、フルタイムでの仕事と両立が難しいという悩みを抱えています。
そんな悩みを抱えた方たちが働ける道はないかと探し見つけた選択肢の一つが、「派遣」という働き方ではないでしょうか。
派遣の良さは、『いろいろなことを自分で選べる』ところにあります。仕事内容はもとより、働き方（残業時間、風土など）や勤務地、給与などたくさんある仕事の中から、自分のライフスタイルや状況に合わせて選べるというスタイルが、現代の「自分の人生を自らがコントロールしていく」という流れにマッチしているのだと思います。

あなたにとっての「ワークライフバランス」とはどういう働き方、どういう生き方なのか、この機会にぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

プロフィール

I.S

入社10年目、アカウントセールスを経てスタッフコンサルタント主任

数年前に取得したキャリアカウンセリングの資格を生かし、多くの求職者のお役に少しでも立ちたいと思っています。

趣味	オルガン演奏
好きな言葉	臨機応変
口癖	なるほど
将来の夢	一人でも多くの方のキャリアカウンセリングをすること