転職時に学歴フィルターってあるの?中途採用で重視されることとは

転職時に学歴フィルターってあるの?中途採用で重視されることとは

目次

新卒者と中途採用者では考え方を変える必要がある

近年、ニュースやテレビ番組でも話題になった「学歴フィルター」。学歴フィルターとは、新卒採用時に学歴だけで面接や説明会の希望者を選別することを言います。

賛否両論ありますが、企業側が入社希望者を選ぶために基準を設置するのは周知の事実だと言えるでしょう。よい大学を出た人間の努力は認められるものですし、効率的によい人材を得るひとつの方法です。

しかし、中途採用者の場合、学歴フィルターについては少し違う考え方ができるようです。以下、詳しくご説明します。

中途採用者には重視されない学歴フィルター。学歴の代わりにこれが問われる

・学歴よりもキャリアやスキルが重視される
結論から言えば、中途採用の場合、新卒時に比べて学歴は重視されません。というのも、新卒の場合、企業側が学生の能力を判断する際、学歴や自己PR程度しか材料がないため、必然的に学歴の重要度が高くなっているからです。

一方、中途採用の場合には、キャリアやスキルという大きな判断材料があります。これらは「即戦力となるかどうか」という基準で面接を行う企業側にとって、学歴よりもずっと重視すべきものとなるのです。

・コミュニケーションスキルは重要
実際に働く際重要になるのはコミュニケーションスキル。これらは学歴で推し量ることは難しいもの。過去のエピソードを書類に盛り込む事も出来ますし、面接時の話し方、礼儀やマナーなどから読み取られるものと考えられます。

経験や実績から来る自信、自己分析は転職者だからこそ。もちろん、転職に向けての熱意もしっかり伝えましょう。職場を変えることそれ自体がパワーを要することですが、やはり表現しないことには伝わりません。

・書類選考においては学歴が高いほうが有利になる場合も
しかし、注意すべきは「まったく注目されない」というわけではないシーンもあることです。

例えば、書類選考では高学歴がよいインパクトを与える場合もあります。学歴で主張できないと感じるのなら、キャリアやスキルをアピールできるよう、職務経歴書を充実させる必要があるでしょう。また、資格をアピールするのもよい方法です。取得しようと考えた理由、今後どう生かしていくかといったことも含めて記入しましょう。

自分のアピールポイントとは何かをよく考える

新卒時には「学歴がよくないから自信がない」という人も、転職では学歴以外のアピールポイントを持って挑めば、十分にチャンスがあると言えます。

逆に、学歴を頼りに考えていた人は、改めて自分のアピールポイントを考えてみる必要があるでしょう。社会人になってから得たキャリア、スキルなどをよく分析し、自分がアピールできるものは何か、どうアピールすべきかをしっかり考えてみてください。

プロフィール

D.A

入社22年目、10年アカウントセールスを担当、現在もプレイングマネージャー

仕事で関わった方のその後の活躍を聞くのが何よりも大好物。飲み友達も多数。

趣味 料理
好きな言葉 温故知新
口癖 ちょっといいか?
将来の夢 定年退職後は趣味も兼ねてそば職人

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