約7割がアウトソーシングしている人事・採用業務、そのメリット・デメリットとは?

2022年4月 6日

人事部署が担う業務領域は幅広く、人材採用・育成、労務管理、給与計算まで多岐にわたるため、業務効率化や負担を軽減する目的でアウトソーシング(外部委託)を活用する企業も少なくありません。そこでマンパワーグループでは、企業の人事担当者を務める20代~50代の男女400名を対象に、人事・採用業務におけるアウトソーシング活用の状況について調査しました。

活用している人事・採用業務領域のアウトソーシングは
「ストレスチェック」が最多で4割超

採用や人事に関わる業務の中でアウトソーシングしているものは何ですか

企業で人事担当者を務める20代~50代の男女400名に、採用や人事に関わる業務の中で、アウトソーシング(外部委託)しているものを聞いたところ、約7割の人事担当者がアウトソーシングサービスを利用していることがわかりました。

委託業務の中では、「ストレスチェック」の割合が最も高く、全体の4割超となりました。2位以降は「給与(賞与)計算業務」(24.0%)、「社会保険の手続き」(21.3%)「社員教育・研修」(21.0%)が2割台で続きます。一方、「特にない」(32.5%)は3割超という結果でした。

アウトソーシングのメリットは「労働時間の削減」が5割弱でトップ

アウトソーシングしたことによるメリット・デメリット

実際にアウトソーシングを利用している人事担当者にメリットを聞いてみたところ、「労働時間の削減」が最も多く、全体の5割弱(47.4%)を占めていました。また、「コア業務への特化・集中」(44.1%)、「コスト削減」(37.4%)も全体の4割前後となっています。「特にない」(7.0%)と回答した人は1割弱と、アウトソーシング活用にメリットを感じている人は多いようです。

一方、アウトソーシング(外部委託)のデメリットと感じたことについては、「コミュニケーションの手間の発生」(30.0%)、「情報漏えいのリスク」(29.3%)、「一元管理の困難さ」(27.0%)が3割前後で上位を占めました。

アウトソーシングのメリット・デメリットとしては、人件費のコストや労働時間の削減、人材の効率化などにメリットを感じている一方、コミュニケーションの手間や情報漏えいリスク、管理面の負担、システムにかかるコストなどにデメリットを感じているケースが多いようです。

【アウトソーシング(外部委託)したことによるメリット】

・月末は給与締め作業ばかりに労働時間を割いていたが、アウトソーシングによってほかの業務に集中できるようになった(女性・22歳/千葉県)

・メンタルヘルスなどは高い専門性が必要であり、外部委託のメリットは大きい(男性・55歳/千葉県)

・コストを大幅に削減できた(男性・24歳/大阪府)

・採用を片手間でやっていたために戦略としての成長がなかったが、アウトソーシングすることにより、採用を強化できると感じる(女性・34歳/愛知県)

・専門知識・システムの効率的な活用ができる(男性・37歳/大阪府)

【アウトソーシング(外部委託)したことによるデメリット】

・責任の所在が不明確になり、情熱のある人材の採用ができない(男性・58歳/神奈川県)

・一元管理がしづらく、管理が大変(女性・35歳/愛知県)

・システム改修などにいちいち費用がかかる(女性・52歳/東京都)

・担当者とのやりとりに時間がかかる(男性・53歳/大阪府)

・業務時間の削減にはなるが、問題が発生した時に余計に時間がかかる(女性・34歳/神奈川県)

将来的にアウトソーシングしたいトップ3は
「ストレスチェック」「給与(賞与)計算業務」「社会保険の手続き」

将来的にアウトソーシングしたい/導入予定のものは何ですか

将来的にアウトソーシングしたいもの(もしくは導入予定のもの)については、「ストレスチェック」(25.5%)、「給与(賞与)計算業務」(25.3%)、「社会保険の手続き」(24.0%)がトップ3を占めています。また、「社員研修」(22.0%)、「採用業務」(21.3%)、「勤怠管理」(20.5%)も2割超となっており、全体的に高い割合となっています。一方、「特にない」(41.8%)と回答した人事担当者が4割以上いることから、現状に満足している人事担当者も多いようです。

アウトソーシングする業務は取捨選択が重要

今回の調査によると、人事・採用業務におけるアウトソーシングでは、「ストレスチェック」が全体の4割超を占めていることがわかりました。また、アウトソーシングにおけるメリットとしては、「労働時間の削減」「コア業務への特化・集中」「コスト削減」など、人事業務の労働環境改善の部分で意識されている様子が見えてきました。

一方、デメリットについては、「コミュニケーションの手間の発生」「情報漏えいのリスク」「一元管理の困難さ」といった、アウトソーシングすることで手間や懸念点が新たに発生する実態もあるようです。

また、今後、導入したい領域については、「ストレスチェック」「給与(賞与)計算業務」「社会保険の手続き」などが挙げられ、専門性が高い領域をアウトソーシングしたいと考える傾向があるようです。

アウトソーシングによるメリット・デメリットを見極め、社内の状況や目的をしっかりと検討した上で、アウトソーシングする業務を取捨選択することが重要といえるでしょう。

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