マンパワーグループ、人材シェアリング「SAP® Fieldglass®」とソリューション連携し、グローバルで外部人材活用の最適化を支援するMSP日本事業を新設
各国の労働法や商習慣を考慮した雇用プロセスの最適化を支援

総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社(本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：池田 匡弥、以下「マンパワーグループ」)は、SAPジャパン株式会社(所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：福田 譲、以下「SAPジャパン」)が提供する人材のシェアリングプラットフォーム「SAP Fieldglass」を通じて、日系クローバル企業における外部人材のリクルーティング・活用を代行するMSP(マネージド・サービス・プロバイダー)事業「TAPFIN(タッフィン)」を日本に新設しました。これにより、日系グローバル企業が各国で独自に行っている雇用プロセスの統一および最適化を目指します。

MSP日本事業新設と「SAP Fieldglass」との連携の背景について

変化の激しい経営環境や人材採用難といった課題に対して、企業では外部人材のより一層の活用が求められています。またその人材確保のプロセスやコストをグローバルで最適化する動きが強まっています。特に、日系のグローバル企業では、欧州、米国、アジア、中東など地域や国が、外部人材の確保に必要な多くの事務作業や価格設定、コスト管理、サプライヤー*管理等を個別のプロセスで実施してきた結果、「高コスト・非効率」といった課題が生じています。
そこで、世界80ヶ国のグローバルネットワークを活用し、世界中のグローバル企業へ多様な人材サービスを提供してきたマンパワーグループは、外部人材のリクルーティング・管理サービスとしてグローバルに展開する「SAP Fieldglass」を基盤に、グローバルに事業展開している企業における外部人材活用の最適化の支援を開始する運びとなりました。

マンパワーグループ「TAPFIN」と「SAP Fieldglass」の連携ソリューション

「TAPFIN」は企業の採用担当者に代わり、派遣社員や業務委託等の外部人材のリクルーティング・管理に関わる代行サービスを提供します。サプライヤー*への求人、発注、スキルや保有資格などのプロフィール確認、契約・勤怠管理や請求・支払、各種レポーティングまでの一連プロセスを「SAP Fieldglass」を通じて行い、企業内で横断的に管理・可視化することで、人材の最適配置や人件費等の最適化を実現します。
また、グローバルに展開する両社が協力し、各国の法令や商習慣を考慮した柔軟なシステム・運用を設計することにより、国内のみならずグローバルでの外部人材活用の最適化を支援します。

*サプライヤー：派遣会社や業務委託会社等、人材サービスを提供している企業

SAPジャパン社からのエンドースメント

SAPジャパン株式会社 SAP Fieldglass事業本部 本部長 大澤 毅
「SAPジャパンは、マンパワーグループ様による日本MSP事業「TAPFIN」の新設およびSAP Fieldglassとのソリューション連携を心より歓迎いたします。アメリカをはじめとする欧米諸国ではMSPによる包括的な代行サービスが一般的ですが、日本においては部署毎に属人的に採用を行っている企業が多いのが実情です。今回の日本発サービス展開、また当社のグローバルプロジェクトに参画いただくことからスタートする、マンパワーグループ様の人材へのSAP Fieldglassナレッジシェアによって、日本企業様に対して、グローバル人材ガバナンスの重要性と日本企業の外部労働力の活用に革新をもたらし、MSPの需要が高まることを期待しています。」

SAPジャパンの概要

マンパワーグループの概要

SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。