転職をするなら、自分に合った仕事を見つけたいと思うのは当然のことです。では"適職"とはいったいどういったものなのでしょうか?自身の思い込みだけではなく、「これまでの経験と成果」、「現在希望しているもの」、「将来的な展望」の3つの視点をもって仕事をとらえてみるといいでしょう。
自分の能力を発揮しやすい仕事は何か
これまで自分が経験してきた仕事の中で、楽しいと思えたものはどんなことだったでしょう?成果を出し、達成感を得られ、周りからも評価されたものは?"自分の力を発揮できた仕事"は適職のひとつと呼べそうです。
勤務条件にこだわり過ぎていないか
給与や勤務地など、条件にこだわり過ぎることは、"適職"への選択の幅を狭めることになりかねません。条件の中で妥協できる部分を確認しておくことが、チャンスを引き寄せるポイントとなる場合もあります。
将来の自分はどうなっていたいか
「希望する部署に異動したい」「専門分野での知識をより深めたい」「管理職を目指したい」「独立したい」など、5年後10年後の自分がどうなっていたいか、先のビジョンを立てると、今すべきことが見えてきます。いきなり理想の自分になれる人はいません。そのための準備をするにはどうしたらいいかを考えてみましょう。
これらを踏まえた上で、「これ」といったものがない、「何をしたらいいか分からない」という場合は、いま目の前にある仕事に真剣に取り組み直してみることをお勧めします。何かに一生懸命取り組んだ時に、自分らしさや、適性が見えてくることもありますよね。
漠然とした憧れや理想だけではなく、どのようなライフスタイルでどのようなビジネスパーソンでありたいのかをもう一度考えてみましょう。適職を見つけるのは容易なことではないかもしれません。大切なのは、思い込みに捕らわれず視点を広げることです。それまで気づかなかった職業が適職であるという可能性もあります。過去、現在、未来を俯瞰して自分自身の選択と価値基準がどこにあるのかを考え直し、自分の力を最大限発揮できる仕事を見つけていきたいですね。

D.A
入社22年目、10年アカウントセールスを担当、現在もプレイングマネージャー
仕事で関わった方のその後の活躍を聞くのが何よりも大好物。飲み友達も多数。
趣味 | 料理 |
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好きな言葉 | 温故知新 |
口癖 | ちょっといいか? |
将来の夢 | 定年退職後は趣味も兼ねてそば職人 |