働くママが子育て・育児と仕事を両立を図る4つのコツ

子育ては日々ハプニングも多く、仕事との両立は一筋縄ではいかないものです。また仕事を持っていることで子どもに負担をかけているように感じてしまうこともあると思います。仕事、育児、家事のバランスを取るために、自分を「家庭と仕事の管理職」という立場に置いて現状を見直してみるのはどうでしょう？

自分の優先順位を決める

突然の発熱で保育園から呼び出し。こういう時、目の前の仕事と病気の子どもとの板挟みになってしまいますよね。でも、例えば「自分にとっては子どもが一番」と優先順位を決めておけば、次に取るべき自分の行動や考えに筋が通り、決断が早くなります。子どもを優先するのであれば、期日のある仕事は納期より前に完成させる、どうしても周りの人に対応してもらわなければならない業務はマニュアルを完備しておくなど、不測の事態に対して事前に準備をしておきましょう。

制度や人、モノに頼る

何事も自分一人で解決しようとすると行き詰まってしまうものです。現在は子育て支援制度を整備している会社も多くありますので、どのような制度があるのか確認してみてください。また日常生活においても、自動掃除機や食洗機など便利な家電の活用、宅配での食材購入、ハウスクリーニングの外注など家事の合理化を図ってみるのもよいでしょう。地域の子育て支援や、病児•病後児保育など協力してもらえる人や場所も確認しておきたいことです。「子育て中の今の自分にはできないこともある」と割り切って、頼れるところには頼ってしまうのも大切なポイントです。

生活スタイルを朝方に切り替える

仕事を持っていると帰宅してからついつい深夜まで家事や翌日の準備をしてしまいがちですが、思い切って眠ってしまい早朝に起きるという朝方の生活に切り替えるのもおすすめです。同じ睡眠時間でも一度眠った方が頭はすっきりとしますし、家族が眠っているうちであれば家事もはかどります。また、一人でコーヒーを飲むなど自分だけの時間を作ることもできます。日常の中でこういった時間を少しでも持ち、リフレッシュすることも必要です。

休日は、心置きなく子どもと楽しむ

休日は子どもとの時間を心置きなく楽しみましょう。特別なことをしなくても、一緒にいるひと時が何よりも親子にとって最高の宝物であり、励みとなるものです。

子育ては「ずっと大変」ではないのが良い所。幼いうちは病気や怪我などで振り回されることがあっても年齢が上がるにつれて手がかからなくなり、母への理解と協力が生まれてきます。子どもは親の背中を見て育つもの。今の努力が必ず子どもの成長にとっても自分のキャリアにとっても成果を出す日がくるはずです。

プロフィール

I.S

入社10年目、アカウントセールスを経てスタッフコンサルタント主任

数年前に取得したキャリアカウンセリングの資格を生かし、多くの求職者のお役に少しでも立ちたいと思っています。

趣味	オルガン演奏
好きな言葉	臨機応変
口癖	なるほど
将来の夢	一人でも多くの方のキャリアカウンセリングをすること