自分は適正? 業界別20代の平均年収

自分は適正? 業界別20代の平均年収

ふと「他の人と比べて、自分の年収は適正なのか?」と気になったことはないでしょうか?
そこで今回は、20代全体の平均年収、そして数ある業界のなかでも5つの業界にスポットライトを当て、20代の年収事情について細かくみていきましょう。

20代前半で300万円前後、20代後半で300万後半という結果に

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(平成25年)の結果をもとにして、「きまって支給する現金給与額」×12カ月分に「年間賞与その他特別給与額」を加算した金額で年収を割り出しました。この金額は所得税、社会保険料などを控除する前の額になります。
(注:きまって支給する現金給与額には、時間外勤務手当や通勤手当も含まれます)

男女合わせて、20代前半の平均年収が約296万円、20代後半の平均年収が約369万円という結果に。20代前半で月収22万円、20代後半で26万円程度が相場となっているようです。

5つの業種に、注目!

さまざまな業種の中から、建設業、輸送用機械器具製造業、インターネット付随サービス業、銀行業、保険業を調査してみました。

○建設業
建設業は、土木工事、建築工事、設備工事を行う産業で、建築一式工事などを行うゼネコンから電気工事などが当てはまります。
年収はというと、建設業の20代前半の平均年収は312万円、20代後半の年収は391万円。いずれも20代全体の平均年収を20万円ほど上回る結果になりました。建設業は人材不足と急激な業務量の増加もあって、年収は増加傾向にあるようです。

○輸送用機械器具製造業
輸送用機械器具製造業は自動車、船舶、航空機、鉄道車両などといった製品を製造しています。日本のものづくりの中心を担っているとも言えるかもしれません。BtoB企業が多いため、一般には知られていない世界的メーカーなども数多く存在します。
気になる年収を見てみると、20代前半の平均年収は357万円程度、20代後半は425万円程度という結果に。月収も平均よりは高い結果となっていますが、賞与の金額が今回調査した5業種でずば抜けて高い結果となりました。

○インターネット付随サービス業
ソフトウェア開発以外で、ECサイト運営やASPサービスなどを提供している企業がこれに当たります。変化も激しく、新たなサービスとともに増えるベンチャー企業が多い業種です。
平均年収は、20代前半で368万円、20代後半で414万円でした。内訳としては月収が多く、ボーナスなどが低めとなっています。栄枯盛衰が激しく、新しい企業も多いIT業界ならではの給与体系とも言えます。

○銀行業
もともと知名度があり身近であることや、長く働けるイメージがあり安定していること、そして給料が高いというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際の平均年収は、20代前半で310万円程度、20代後半で443万円程度と、今回取りあげた5業種の中で、最も20代前半・後半の開きが大きくなりました。
年齢を絞らない銀行業全体の平均年収は636万円になり、全業種の平均である469万円を150万円以上も上回る結果に。キャリアを積むことによって、収入をどんどん上げていける業界であることがわかります。

○保険業(保険媒介代理業、保険サービス業含む)
生命保険、損害保険などを扱う業界です。給料が高く福利厚生が充実している、という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
保険業界全体の場合、20代前半で283万円、20代後半で398万円となり、20代の前半と後半の年収に100万円以上の差が出ました。
ただし、年収が高くなるほど仕事の量や任される業務が多くなり、社内での競争も他業種に比べれば激しいでしょう。それを自身の成長と捉え、同僚と折り合いをつけながら働いていけば、努力に見合った報酬は確実にもらえるということになりますね。

5つの業種に絞り、20代の年収に焦点を当ててみましたが、「賃金」は、仕事に対する一つの評価とも言えます。業界や年代ごとの実際の数字を見て、「自分の収入に見合った仕事ができているか?」、「収入を上げるためにどういったことをすればいいのか?」と考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。年収を上げるためのスキルアップや転職といった道が見えてくるかもしれません。

プロフィール

D.A

入社22年目、10年アカウントセールスを担当、現在もプレイングマネージャー

仕事で関わった方のその後の活躍を聞くのが何よりも大好物。飲み友達も多数。

趣味 料理
好きな言葉 温故知新
口癖 ちょっといいか?
将来の夢 定年退職後は趣味も兼ねてそば職人

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