派遣でやりたいことと両立するダブルワークって?

派遣でやりたいことと両立するダブルワークって?

目次

いま注目されている働き方の一つ「ダブルワーク」。これは現在就いている仕事の他に副業を持ち、二つの仕事をすることです。副業を持つことで、空いている時間を有効活用することができ、さらに収入UP、異業種への挑戦、経験値を高める、などが期待できます。

ダブルワークを希望する目的は?

二つ目の仕事を探す前に、まず自分がなぜダブルワークを希望しているのか確認してみましょう。収入を増やしたい、空いている時間を有効活用したい、別の職種や職場で働いてみたいなど、自身の目的を明確にします。
目的が明確になれば仕事を探す際の軸が決まりますので、探しやすくなるでしょう。

現在の仕事との両立は可能か?

また、大切なポイントとして、現在就いている仕事の就業規則を確認しましょう。「副業禁止」などの規定がある場合は原則として、ダブルワークはできません。この他にも本業の仕事が不規則でスケジュールの管理が難しい、体調が思わしくないといった方はダブルワークには向いていないといえるでしょう。言い換えれば本業の就業時間や休日が明確でスケジュールが立てやすく、体力に自信がある方は向いている、ということです。

どんな風に働けるのか?

働き方はさまざまですが、多くの方は土日の仕事、もしくは夜間就業などをしています。最近では在宅で空いた時間だけ働く方も増えています。初めて副業をやろうと思っている方は、両方の仕事やプライベートに無理が出ないように、これくらいなら働けると考えた日時より短い時間、少ない日数にした方がいいかもしれません。本業を月~金、副業で土日8時間働く予定を立てるなど無理をしてしまうと、結局長続きせず辛い思いをしてしまいます。
なかなか希望通りの仕事は見つかりにくいと思いますが、まずはどのような業種や職種、勤務条件の仕事があるのか求人サイトなどで検索し情報を集めてみましょう。

派遣のお仕事を副業でされている方も大勢います。夜間のコールセンターや土日のイベント等での接客販売などが仕事としては多いでしょうか。 また、本業の方が派遣契約の方は、副業が禁止されていることがほとんどないため、副業をしやすいと言えるかもしれません。自分の好きな仕事をフリーランス等で請け負っている方で、それを続けるために本業を副業禁止ではない派遣にしている、という方も大勢います。

税金はどうなるの?

気になるのは税金。副業の所得が年間20万円以下の場合、確定申告は不要ですが、超えた場合には確定申告をする必要があります。
私たちが支払っている税金は2種類あります。
ひとつは所得税です。これは所得に応じてかかる税金で、本業・副業それぞれから該当する税率で徴収されています。
もうひとつが住民税です。住民税は前年度の本人の所得に対して、市町村が一括して徴収するものです。これはサラリーマンで本業のみの方はすべて会社が徴収や調整をしてくれている場合が多いと思いますが、副業の分は会社では行えません。確定申告によって両方の所得を足し、年税が決まります。必ず確定申告を行ってください。

そして、本業に副業で得ている収入を知られたくない場合、確定申告時には気を付けるポイントがあります。
住民税を本業が給与から天引きしている会社の場合、副業分の収入も上乗せした税金が天引きされることになり、本業の会社に昨年度の収入がおかしいとばれてしまうことになります。
この場合、前年度の確定申告を行う際に、住民税を「普通徴収(源泉徴収でなく自分で支払うこと)」にします。こうすると本業と副業で別々に住民税を払うことができます。

二つの仕事を持つということは、二つの職場で必要とされるということ。必然的に「働く」ことに対してのモチベーションも上がります。メリットの多いダブルワーク。自分のライフスタイルを確認して無理のない範囲で挑戦してみるのもいいですね。

> ダブルワークのお仕事を探してみる

プロフィール

T.C

入社3年目、アカウントセールス担当

企業の担当者様、派遣社員の方、支店のメンバーなど自分に関わるすべての方々から毎日教えてもらうことばかり。日々切磋琢磨しています。

趣味 フットサル
好きな言葉 蒔かぬ種は生えぬ
口癖 申し訳ございません
将来の夢 とりあえず今日の事だけで手一杯な状態を抜けだすこと

SNSでシェアする

  • ツイートする
  • facebookでシェアする
  • LINEで送る
  • LinkedInでシェア
  • はてなブックマーク

SNSでシェアする

  • ツイートする
  • facebookでシェアする
  • LINEで送る
  • LinkedInでシェア
  • はてなブックマーク