楽しい週末が終わって、日曜日の夜や月曜日の朝になると憂うつになってしまうことはありませんか?もしかしたらそれは、「ブルーマンデー症候群」かもしれません。週末のレジャーの疲れが取れない、月曜日からの仕事のことを考えると気が重くなってしまう、というもので、ひどい場合は身体的になんらかの症状が出てしまうこともあるようです。
精神的な状況が最も影響する月曜日
程度の差こそあれ、月曜日が憂うつになるのは、仕事を持っている人には誰しも起こりうることです。原因にはいくつかあって、週末で生活のリズムが乱れ体内時計が狂ってしまう、プライベートの楽しみから現実社会への気持ちの切り替えがうまくいかない、というようなことが考えられます。そんな「ブルーマンデー」を上手に乗り切る方法を、いくつかご紹介します。
業務のハードルを下げて、楽しみをつくる
「ブルーマンデー症候群」への具体的な対応策としては......
○行動
・月曜日に大事なアポイントを入れない
・月曜日にプライベートで楽しみな用事を入れる
○メンタル
・深刻になりすぎず、「今日一日乗り切ればいい」と考える
・自分にはやる気があると思い込む
○準備
・週末に生活リズムをくずさない
・月曜の朝に軽い運動をする
・おしゃれをする(特に女性に有効)
月曜日に重要な会議やアポイントメントを入れるのは避けましょう。まずは会社に行って一日を乗り切りさえすればいい、という気持ちでいることです。
また、軽い自己暗示で、日曜日の夜には「さあ、明日からの仕事にもやる気が出てきたぞ!」と言い聞かせるなどし、早めに就寝します。目が覚めたら、軽い運動や熱めのシャワーを浴びるなどして、気持ちを切り替えるのも有効です。
そして、月曜日に新しい洋服に袖を通したり、新しい化粧品を使い始めたり、終業後にはプライベートの楽しみを設けておくなど、ワクワクするようなことを用意しておくのも、一日を乗り切るための原動力となります。
"だるさ "や"胃が重い"などの症状が続けば要注意
「ブルーマンデー症候群」の身体的な症状としては、"体がだるくなる""胃が重たい"といった風邪の引き始めのような状態になったり、ひどくなると、"動悸""嘔吐""頭痛"など症状が悪化していったりすることもあります。そのままにしておくとうつ状態を引き起こすこともあるので、注意が必要です。
自分に合った対応策を見つけて、気持ちが沈み過ぎない工夫をしてみましょう。また、この月曜日の憂うつをかかえている人は万国共通です。あまり深刻になり過ぎずに、「みんな仲間なんだ」というような気持ちを持ってみるのもいいですね。

I.S
入社10年目、アカウントセールスを経てスタッフコンサルタント主任
数年前に取得したキャリアカウンセリングの資格を生かし、多くの求職者のお役に少しでも立ちたいと思っています。
趣味 | オルガン演奏 |
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口癖 | なるほど |
将来の夢 | 一人でも多くの方のキャリアカウンセリングをすること |