金融業界の年収は高い?企業別の平均年収ランキングまで紹介!

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金融機関に勤めていると聞くと、年収が高いというイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。しかし実際、日系企業・外資系企業を問わず、年収について知る機会は少ないでしょう。

この記事では、どういった業種が金融業界に属しているのかを説明したうえで、業種ごとに平均年収ランキングを紹介し、トップ3社についても詳しく解説しています。

金融業界とは?

金融業界をここでは大きく「銀行」「証券」「保険」に分けて、それぞれを簡単に説明します。

銀行にも、メガバンク・地方銀行・ネット銀行など、さまざまな違いがあります。それらに共通しているのは、顧客から預かったお金を個人や法人に貸し出すことで、金利の差(利ざや)を得て利益にしている企業だということです。金融業界の基盤をなす業種でもあり、銀行全体で約60兆円を保管しています。

証券会社は、顧客に株式や債券、投資信託など金融商品の購入を仲介し、その際の手数料や、株式・債券などを自社で運用して得る利益などを収入の柱としています。

保険会社は、生命保険、自動車保険、がん保険など、自社の販売する保険商品で収入を得ています。おおきく2種類にわけられ、あらかじめ決められた額の保険金を支払う「生命保険会社」と、実際に損害を受けた額が補償される「損害保険会社」にわけられます。


銀行の平均年収ランキング

では、銀行の平均年収ランキングを10位まで見ていきましょう。上位3位までを詳しく紹介します。


順位企業名平均年収(万円)
1 三井住友ホールディングス 1,272万円
2 三井住友トラスト・ホールディングス 1,235万円
3 九州ホールディングス 1,232万円
4 三菱UFJ ホールディングス 1,132万円
5 みずほホールディングス 969万円
6 じもとホールディングス 927万円
7 りそなホールディングス 922万円
8 ほくほくホールディングス 901万円
9 ふくおかホールディングス 853万円
10 山口ホールディングス 851万円


※参照 業界動向 銀行業界平均年収ランキング


三井住友ホールディングス

・平均年収 1,272万円
東京証券取引所や名古屋証券取引所、ニューヨーク証券取引所などに上場し、都市銀行である三井住友銀行やクレジットカード会社の三井住友カード、三井住友ファイナンス&リースなどを傘下においています。こうした、都市銀行を傘下におく金融持ち株会社であり、収益性においてもトップクラスの金融グループです。
また全国銀行協会には非加盟であるというのも、三井住友FGの特徴のひとつです。


三井住友トラスト・ホールディングス

・平均年収 1,235万円
平成24年4月、住信ビジネスサービス株式会社と中央三井ローンビジネス株式会社、中央三井ビジネス株式会社の3社が合併し、傘下に三井住友信託銀行をおいたことで、信託財産残高首位に躍りでました。業務内容は、三井住友信託銀行などの受託業務ならびに人材派遣業務などです。


九州ホールディングス

・平均年収 1,232万円
肥後銀行、鹿児島銀行の経営統合によって誕生した地方銀行です。財務の健全性が高いことで知られており、地方銀行としての総資産額は8位になります。従業員数は5,000人弱です。


証券会社の平均年収ランキング

次に、証券会社の平均年収ランキング10位までを見ていきましょう。上位3位までについては、次で詳しく説明します。


順位企業名平均年収(万円)
1 野村ホールディングス 1,515万円
2 大和証券グループ本社 1,212万円
3 三菱UFJ証券ホールディングス 1,198万円
4 岡三証券グループ 1,045万円
5 日本アジアグループ 987万円
6 日本証券金融 957万円
7 GMOクリックホールディングス 910万円
7 極東証券株式会社 910万円
9 あかつきホールディングス 896万円
10 マネーパートナーズグループ 873万円



※参照
業界動向 証券業界平均年収ランキング


野村ホールディングス

・平均年収 1,515万円
野村HDは、国内最大手の証券会社です。アジアに注力しつつ、欧米でも体制を再構築しています。国内においては、経営コンサルティングを重視した営業活動を推進してきました。


大和証券グループ本社

・平均年収 1,212万円 
証券会社として国内2位の規模を誇る大和証券を基盤に、ネット銀行や資産運用会社などを併営しています。その提携網はアジアにも及び、順調に拡大中です。


三菱UFJ証券ホールディングス

・平均年収 1,198万円
三菱UFJ証券HDは、三菱UFJフィナンシャル・グループの完全子会社です。証券金融持株会社兼中間持株会社として、2010年4月1日に発足しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が中核であり、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社とMMパートナーシップが株式を保有しています。


損保の平均年収ランキング

最後に、損保会社の平均年収ランキングを8位まで見ていきましょう。次で上位3位までの企業を詳しく説明していきます。


順位企業名平均年収(万円)
1 東京海上ホールディングス 1,436万円
2 SOMPOホールディングス 1,169万円
3 MA&ADインシュアランスグループホールディングス 1,146万円
4 トーア再保険 878万円
5 ソニーフィナンシャルホールディングス 797万円
6 朝日火災海上保険 632万円
7 セコム 596万円
8 共栄火災海上保険 578万円

※参照
業界動向 損害保険業界平均年収ランキング


東京海上ホールディングス

・平均年収 1,436万円
東京海上日動が主体の、損保会社の中で「3大メガ損保」の一角を占めてきました。欧米に軸を据えて、M&Sで海外保険事業を拡大しています。生命保険に関する事業も順調な伸びを見せており、連結の従業員数は4万人強です。


SOMPOホールディングス

・平均年収 1,169万円
SOMPOホールディングスは、損害保険ジャパン日本興亜株式会社などを傘下におく2010年4月発足の持株会
社で、「3大メガ損保」のひとつです。当初は損保ジャパン日本興亜ホールディングスと称していたものの、2016年10月から名称を変更しています。保険事業以外にも、介護・ヘルスケアなどさまざまな収益の柱を有しており、海外保険事業にも力を入れています。


MS&ADインシュアランスグループホールディングス

・平均年収 1,146万円
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、三井住友海上やあいおいニッセイ同和などを傘下におさめるメガ損保のひとつです。生命保険に関しても順調に育成しており、アジアを軸において海外事業にも力を入れています。欧米にも事業を拡大しつつある損保会社です。


金融業界の平均年収は高い?

日本の金融業界における平均年収は、平成28年度のデータによると、約620万円です。同年の日本の平均年収は約420万円。他業種である情報通信業は平均年収約570万円であり、どちらと比較しても、かなり高い金額だといってよいでしょう。

ここでは、金融業界における業種ごとの年収の差や会社規模による年収の差などを見ていきましょう。


業種によって年収が大きく異なる

金融業界とひと口にいっても、前述した銀行・証券・保険以外にもクレジットやリース、消費者金融、保険代理店など、さまざまな業種があります。

こうした業種の平均年収を見てみると、信用金庫/信用組合の378万円や保険代理店の392万円といったやや低めに感じるものがある一方、信託銀行の561万円、証券会社の503万円、損害保険会社の470万円などがあり、投信/投資顧問会社の839万円など、業種ごとの格差が顕著です。


会社の規模によって年収が大きく異なる

これまで、保険業・証券業・損保業の平均年収ランキングを見てきましたが、そこでトップ3を占めているのはいずれも、その業種におけるトップ企業ばかりです。損保会社には「3大メガ損保」と呼ばれる企業が存在し、平均年収のランキング1位から3位にはその企業名が並びます。また、銀行においては「メガバンク」と称される銀行が主に上位に並び、証券会社でも同様に国内最大手の有名企業が名前を連ねます。

こうしたことから、年収は会社の規模に大きく左右されるともいえるでしょう。


まとめ

金融業界はおもに「銀行」「証券」「保険」の3つの業種に分類され、平均年収は全体的に高い傾向にあります。しかし、会社の規模や金融の業種によっても年収の違いはあるので転職を考える際には事前に確認することが大切です。転職を検討しておられる方は、金融業界を含め、気になる条件やこだわりからマンパワーグループの求人情報をみてみませんか。より満足できる転職に向けて、マンパワーグループをぜひ活用してください。

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