【2019年最新版】マスコミ業界の年収は高い?平均年収ランキングまで紹介

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マスコミ業界は華やかな印象もあり、就職先・転職先としても大変人気があります。また、年収が高いイメージをもつ人も多いですが、実際の年収はどうなのでしょうか。

この記事では、マスコミ業界の放送・新聞・出版・広告の各分野について、その概要から平均年収ランキングまで紹介します。さらに、マスコミ業界に向いている人についても解説します。マスコミ業界を目指している人は是非参考にしてみてください。

マスコミ業界とは?

マスコミとは、マスコミュニケーションの略であり、大量にニュースなどを伝達する媒体を指す言葉として定着しています。マスコミ業界に含まれる業種としては、新聞やテレビ、ラジオ、通信、雑誌、広告などがあります。


マスコミ業界の分類

マスコミ業界は、放送・新聞・出版・広告の4つの業界に分類されます。それぞれについて以下で詳しく解説します。

放送業界

放送業界とは

テレビ・ラジオ放送を実施する業界が放送業界です。日本放送協会のほか、全国に民間放送として大小の地上派テレビ局、中波・短波・FMラジオ局があり、衛星放送も実施されています。また、放送業界の新しい分野のひとつがインターネット動画配信サービスです。

マスコミの中でも大手のテレビ局は平均年収が高いことで知られています。関東広域圏をエリアとする「キー局」や近畿広域圏の「準キー局」では年収が1,000万円を軽く超えているのが通例です。

どのような職種がある?

放送業界には、以下のようにさまざまな職種があります。

・局全体としての番組編成を行う編成マン
・番組制作にかかわるプロデューサー、ディレクター、カメラマン、音声、タイムキーパー、照明、ミキサー、美術などのスタッフ
・報道局、部でニュース取材や報道番組作りを行う記者やスタッフ
・事業局、部でイベント業務などを担当するスタッフ
・局の看板となるアナウンサー

また、番組や放送枠を売る営業や、宣伝・広報、ネット局との調整を行う職種などもあります。

業界の動向

インターネットの普及や趣味の多様化によるテレビ離れが進んでいる中、テレビ局各社では見逃し配信サービスを開始するなど、ネット上でのコンテンツ提供をはじめ、新しい時代への対応を模索中です。また、新しい分野のインターネット動画配信サービス会社、NetflixやHuluなどの動画配信サービスでは年々会員数を増やしています。

新聞業界

新聞業界とは

新聞業界とは、新聞を発行・販売する業界です。新聞は、記事の内容により以下の種類に分けられます。

・一般紙
・スポーツ紙
・経済紙
・そのほかの業界紙・機関紙・専門紙

また、一般紙は全国紙とブロック紙、地方紙に分類されます。

どのような職種がある?

新聞業界の職種には、主に以下のものがあります。

・宅配制度を前提とした新聞販売を推進するための販売局、販売部の営業職
・新聞紙面の広告枠を販売する営業職
・整理部、編集部、運動部、社会部、政治部、経済部などで取材や記事執筆、校閲、見出しつけ、レイアウトなどに携わる記者
・事業局、事業部などでイベントなどを運営する職種

そのほか、印刷オペレーターや、販売店へ配送する職種などもあります。

業界の動向

インターネットのニュースが溢れる状況の中で、新聞の実売部数の低下に対応するために、新聞各社でも電子版の充実を指向しています。ただ、それにより紙媒体である新聞の低迷に拍車がかかるとの指摘もあります。

出版業界

出版業界とは

各種雑誌や書籍を製作販売する出版社を中心とした業界が出版業界です。

どのような職種がある?

出版業界には主に以下の職種があります。

・雑誌や書籍の企画から外部スタッフの統括、記事の校正など本作りの一連の工程を管理する編集者
・記事を作るライターや校正者、カメラマン、イラストレーター、取材記者
・本の外観をデザインする装丁
・書店へ本を配送したり返本を回収したりする取次に関わる職種

業界の動向

インターネットコンテンツの充実による本離れの問題に直面しています。そのため、雑誌や書籍の電子ブック化、アプリなど、新しい出版のスタイルへと変化しつつあるのが出版業界です。

広告業界

広告業界とは

広告業界とは、テレビや新聞、インターネットなどのメディアの広告枠の販売や、CMなど各種広告の制作を行う業界です。

どのような職種がある?

・広告営業:広告代理店に属し、広告枠の確保と販売を主な仕事とする職種
・クリエイティブディレクター:広告作品の制作を責任者として率いる
・コピーライター:広告の肝となるキャッチコピーを制作する
・アートディレクター:広告の目的物を訴求するためのビジュアル面を統括する
・CMディレクター:CMそのものを制作する責任者
・そのほかカメラマン、デザイナー、グラフィックデザイナー、WEBデザイナーなど

業界の動向

広告業界の内、テレビメディアにおける広告費は高くなっていますが、インターネット広告が年々成長を続けており、2009年には新聞を抜いて、テレビの次に大きな広告媒体となりました。また、インターネット広告の市場規模は2014年に1兆円を超え、今後さらに拡大していくことが予想されています。


【2019年】マスコミ業界の平均年収ランキング

放送業界の平均年収



順位企業名平均年収平均年齢
1 TBSホールディングス 1,632万円 51.5歳
2 朝日放送グループホールディングス 1,479万円 43.6歳
3 日本テレビホールディングス 1,462万円 48.6歳
4 テレビ東京ホールディングス 1,392万円 47.0歳
5 テレビ朝日ホールディングス 1,377万円 42.5歳



このランキングは上場企業に限ったものですが、非上場のテレビ局にも高年収の企業は少なくありません。ただし、地方都市のテレビ局の平均はランキング上位の局と大きな差があります。

また、ラジオ単営局の年収も主要テレビ局より低い水準です。TBSホールディングスの平均年収がほかより若干高いのは、平均年齢の高さと無関係ではないでしょう。

※参考
平均年収ランキング1位~3679位の企業一覧【2019年最新版】
2019年1月時点


新聞社の平均年収

日本の新聞社は、そのほとんどが非上場で情報が限られているため、ランキングというかたちでご紹介できませんが、新聞社のなかでも年収が高いとされる日本経済新聞社の平均年収は約1,221万円、平均年齢は43歳5ヶ月とされています。(2017年12月31日時点)

※参考
日本経済新聞社 有価証券報告書-第146期(平成29年1月1日-平成29年12月31日) (有価証券報告書) 日経会社情報DIGITAL 日本経済新聞


出版業界の平均年収



順位企業名平均年収平均年齢
1 スクウェア・エニックス・ホールディングス 1,391万円 45.7歳
2 学研ホールディングス 935万円 48.5歳
3 カドカワ 794万円 41.0歳
4 SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ 675万円 46.8歳
5 メディアドゥホールディングス 672万円 37.9歳



出版業界では、知名度の高い出版社の多くが非上場であることから、平均年収の比較は限定的なものとなります。1位にランクインしたスクウェア・エニックス・ホールディングスにおける出版事業は、同グループの柱となる4つの事業のひとつで、事業会社である株式会社スクウェア・エニックスによって行われているものです。

※参考
平均年収ランキング1位~3679位の企業一覧【2019年最新版】
2019年1月時点


広告業界の平均年収



順位企業名平均年収平均年齢
1 電通 1,273万円 40.1歳
2 博報堂DYホールディングス 1,089万円 43.7歳
3 リクルートホールディングス 958万円 35.1歳
4 AOI TYO Holdings 858万円 41.4歳
5 サイバーエージェント 709万円 32.2歳



日本の広告業界におけるツートップとされる電通と博報堂DYホールディングスだけが、平均年収1,000万円を超えています。広告業界には電通、博報堂DYホールディングス以外には規模が小さいものが多く、リクルートホールディングスに見られるように事業の一分野として広告事業を行う企業も多くあります。

※参考
平均年収ランキング1位~3679位の企業一覧【2019年最新版】
2019年1月時点


マスコミ業界に向いている人は?

マスコミ業界に向いている人について解説します。

好奇心旺盛で物事を追求できる人

マスコミ業界では、扱う分野を特定している企業でない限り、どの分野の仕事を任せられるかわかりません。たとえば、新聞なら政治、経済、スポーツ、文化など、放送ではニュース、バラエティ、ドラマなどがあり、どの分野にも興味をもって取り組めることが大切です。

また、マスコミ業界では読者や視聴者を飽きさせないコンテンツを充実させるため、常に新しいことに挑戦していける人が向いています。


コミュニケーション・プレゼン能力が長けている人

企画を通したり、現場でコンテンツの制作をしたり、記事を書いたりする際には、相手の納得を得られるプレゼン能力が必要です。また、大勢の関係者やスタッフ、取材先とのコミュニケーション能力に長けている人もマスコミ業界に向いています。


激務に耐えられる体力・精神力がある人

新聞記者は早朝から夜中遅くまで取材など行ったりすることはよく知られていますが、マスコミ業界は新聞に限らず激務であることが常です。テレビ番組の収録では、そもそもスケジュールが変則的であり、また予定どおりに進まない場合もあるため徹夜になってしまうこともあります。出版や広告でも締め切りに追われるなど、強靭な肉体と精神力のもち主に向いている業界です。


周囲に気を配りすばやく動ける人

マスコミ業界の現場は、テレビであれ新聞であれ、想定外のできごとが起こりうる状況の中で、タイムテーブルから外れないようにギリギリの攻防戦が行われているような職場です。そこでは、臨機応変に素早く対応する能力と気配りを持った人が重宝されます。


まとめ

マスコミ業界は放送・新聞・出版・広告の4つに分類され、そのなかでも特にテレビ局は平均年収が高い傾向にあります。好奇心が旺盛で新しいことに挑戦することが好きな方や、細やかな気配りができ、能動的に動ける人はマスコミ業界に向いているでしょう。

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