若年層派遣
- 業界
- 物流
- 従業員人数
- 10,000名以上
- エリア
- 関西
- 業務内容
- 貿易事務
- 特徴
- 若年層の未経験者派遣 、採用が厳しいポジション
派遣利用の背景
人材確保が難しい物流業界で若年層の受け入れを検討
物流業界では人材確保が難しく、同社でも中途採用者の不足が恒常化していました。
なかでも、貿易事務は輸出入書類の作成や、スケジュール調整、船や飛行機などの予約対応など専門性が求められるため、経験者の確保に苦戦していました。
また、企業独自のルールやシステムの習得にも時間がかかることも課題でした。
主な課題
- 専門性が求められる職種である一方、経験者の確保が難しい
- 採用できた場合でも、独自のルールやシステムの習得に時間を要する
- 業務の特性上、一定の吸収力や適応力が求められる
人材派遣利用の決め手
経験者採用が難しい中で、未経験の若年層人材を受け入れられる人材派遣に着目。
部門として育成可能な体制が整っていたことに加え、会社独自の進め方を素直に吸収できるのであれば、既存のやり方にとらわれず、OJTを通じて順応していけると判断したことが、導入の決め手となりました。
契約の概要
派遣契約の内容
- 勤務日: 月~金
- 勤務時間: 9:00~17:30
- 契約期間: 長期(2年以上)
- 勤務形態: 出社、状況に応じた在宅勤務あり
派遣社員への依頼業務
- 輸出入書類の作成
- スケジュール調整
- 船や飛行機などの予約システム入力
- 複数システムの入力対応
- メール・電話対応
- 社内外との確認・調整業務
派遣したスタッフのスキル・経験
- 貿易事務は未経験(業務習得への前向きな姿勢あり)
- 周囲に確認しながら進めるコミュニケーション力
- 複数業務を順番に覚えていく素直さ
- 新しいルールやシステムへの適応力
マッチングのポイント

貿易事務は専門的な知識が必要なため、未経験者はより積極的に学ぶ姿勢が求められます。今回のマッチングでは、しっかりとしたキャリアビジョンがあり、仕事を一つずつ吸収できる素直さと粘り強さを重視しました。
業務には様々なケースに応じた柔軟な対応が求められるため、分からないことを抱え込まずに周囲のメンバーに質問をして確認できること、社内外と落ち着いてやり取りできることも重要なポイントでした。
導入による成果
基本的なシステム操作や書類作成からスタートし、段階的にスケジュール調整や確認対応にも関わり、対応範囲を広げています。
当初はシステム操作や業務の複雑さに戸惑う場面もありましたが、OJTやメンターのフォローを受けながら着実に習得を進め、現在は社員の指示・確認のもとで貿易事務業務を支える存在となっています。
管理職・人事視点でのポイント
本事例は、採用が難しい専門職においても、未経験者を育成前提で受け入れることで人材確保につなげた点が特徴です。
- 採用が難しいポジションでも、未経験者の受け入れにより人材確保の選択肢を広げられる
- 育成を前提とした受け入れが、業務への早期順応につながる
- 受け入れには教育体制やフォロー環境の整備が重要
このように、採用要件の見直しと育成を組み合わせることで、人材確保の可能性を広げることができます。