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若手人材の採用が年々、困難になっています。若手の労働人口減少に加え、早期のキャリアアップを希望する人や、多様な価値観・働き方を求める人が20~30代で増えていることが背景にあります。
このような状況で若手採用を成功させるには、若手人材の仕事観やニーズを細かく把握して、それに合わせたアプローチをしなければなりません。
今回は若手層の転職ニーズを年代別に読み解きながら、具体的な対策を3つのポイントにまとめてお伝えしていきます。また有効な採用手法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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採用市場では「若手採用」という表現が用いられますが、実は求人広告や求人サイトで使われる「若手」という言葉に明確な定義はありません。
時代の流れや業界などによっても意味合いが異なります。老舗企業などではベテラン社員も多いため、「若手」は20代から30代までと年齢層が幅広い場合もありますが、スタートアップ企業などでは経営層自体が若いため、「若手」というと20代前半のみを指していることもあります。
採用タイミングによって若手の中でもさらに、「新卒」「既卒」「第二新卒」「中途」などの分類で括られることがあります。具体的な意味は以下のとおりです。
「新卒」
学校を卒業後初めて就業する人。
「既卒」
学校卒業後に就業経験のない人。
「第二新卒」
学校卒業後に1~3年ほどの就業経験がある人。
「中途」
「新卒」との対比でよく使われるのが「中途」。若手層の中でも就業経験があり即戦力として活躍できる人。
若手に限らず、採用の成功には企業側が「選ばれる会社」になることが求められています。若手の求職者たちは企業の本質を見ようとする傾向が強いため、企業の良い部分も悪い部分も知った上で自分の価値観やキャリア観にマッチする会社を選ぼうとしています。そして自分のキャリアを企業に預けるのではなく、自分自身でキャリアを掴んでいこうという主体的なキャリア観に変わってきていることが特徴です。キャリアに主体的な若手が活躍できる組織作りこそが若手採用の成功につながると言えます。
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