
目次
新卒採用が失敗する背景には、複数の要因が重なっていることがあります。「採用がうまくいかない」と感じていても、問題が起きている工程によって原因と対策は異なります。
まずは自社の採用データや辞退理由を丁寧に確認し、どこに課題があるのかを特定することが最初のステップです。
本記事では、母集団形成から入社後の定着まで、新卒採用の各フェーズで起こりやすい失敗と原因、確認すべきポイント、具体的な対策を整理して解説します。

新卒採用がうまくいかないときは、採用人数だけでなく、応募から入社後までのどの段階に課題があったのかを確認することが重要です。
たとえば、採用人数が不足していても、応募数が少ない場合と、選考や内定後の辞退が多い場合では、必要な対策が異なります。
| 段階 | 具体的な失敗の状況 |
| 母集団形成 |
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| 選考 |
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| 内定 |
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| 入社後 |
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応募・採用人数を確保するために採用基準を下げると、入社後のミスマッチや早期離職、現場の負担増加という新たなリスクにつながりかねません。
また、選考辞退や内定辞退の要因を把握しないまま採用活動を続けると、翌年度も同じ問題が起きてしまいます。
採用活動は母集団形成から入社後の定着まで一連の流れでつながっているため、どの段階に問題が生じているのかを特定したうえで対策を検討する必要があります。
採用ファネルを可視化し、離脱ポイントを特定
マンパワーグループでは、母集団形成から選考、内定、入社までの各段階を数値化し、どこで離脱が起きているのかを可視化する支援も行っています。

求人媒体への掲載や合同説明会への参加をしても応募が目標に届かない場合、「知名度が低いから」などの理由で片付けず、応募までのどの段階で学生が離脱しているのかを切り分けて考える必要があります。
ここでは母集団形成がうまくいかない原因や確認ポイント、対策を解説します。
応募が集まらない原因は、大きく「求人情報が見られていない」と「求人情報は見られているものの、応募判断に必要な情報が不足している」の2つに分類されます。
なお、これらの原因は一つに限らず、複合的に発生しているケースもあります。
母集団形成の課題を特定する際は、まず求人の認知から応募までの各段階をできるだけ数値で確認し、どこで学生が離脱しているのかを把握します。
そのうえで、離脱が多い段階について、採用チャネルや求人内容、説明会の設計などを確認し、原因を掘り下げましょう。
| 確認する段階 | チェック内容 |
| 求人の認知 |
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| 説明会予約 |
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| 説明会参加 |
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| 選考応募 |
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あわせて、各段階でどれだけの学生が次に進んでいるかという転換率も見ていきます。
母集団形成の対策は、応募までのどの段階で学生が離脱しているかによって異なります。
| 課題の段階 | 主な対策 |
| 求人の閲覧数が少ない |
採用広報や採用チャネルを見直す ◼︎具体例
など |
| 求人は見られているが応募が少ない |
応募を判断するために必要な情報を記載する ◼︎記載例
など、学生が他社と比較する際に必要となる情報を具体的に記載する |
| 条件面で比較対象の企業に見劣りしている |
学生が重視する条件と自社の採用条件を比較し、見直せる項目を検討する ◼︎確認・見直し例
※比較対象は同業他社に限らず、学生が併願する異業種・異職種の企業も含む |
| 説明会の予約率が低い |
告知方法や採用広報の内容を改善し、説明会に関する内容も必要に応じて見直す ◼︎具体例
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| 説明会後の応募率が低い |
応募しなかった理由を把握し、その理由に応じた対策を講じる ◼︎具体例
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対策は一度実施して終わりにするのではなく、段階別の数値を継続的に確認し、課題に応じて施策を見直すことが重要です。
母集団形成の課題を、採用施策の見直しにつなげる
採用チャネルの選定や求人情報の改善、説明会の運営などに課題を感じている場合は、採用コンサルティングを活用する方法もあります。

応募はあっても、書類選考や面接の通過率が低く、採用予定人数を満たせないケースがあります。
このケースでは応募者側の資質だけを問題視するのではなく、自社が設定している採用条件や評価基準の確認が必要です。
ここでは、通過率が低くなる主な原因、選考過程で確認すべきポイント、採用率を高める対策を解説します。
応募は十分にいても、書類選考や面接の通過率が低い場合は、採用チャネルや求人の訴求だけでなく、採用条件や評価基準にも課題がある可能性があります。
応募者層に関する原因
選考基準に関する原因
まずは、「求める人材から応募が来ていないのか」「応募は来ているものの、選考段階で通過率が低くなっているのか」を切り分けて確認しましょう。
選考過程の課題を把握するには、まず応募数や通過率などの数値を確認し、どの段階で課題が生じているのかを特定します。
そのうえで、採用要件や評価基準の設定・運用に問題がないかを確認しましょう。
| 確認する項目 | チェック内容 |
| チャネル別の実績 | チャネルごとの応募数、書類選考通過率、面接通過率に差がないか |
| 採用要件を満たす応募者の割合 | 求める人物像や採用要件に合う応募者が、どの程度集まっているか |
| 選考段階ごとの通過率 | 特定の選考段階だけ通過率が大きく低下していないか |
| 選考辞退率 | 特定のチャネルや選考段階で辞退が多くなっていないか |
| 確認する項目 | チェック内容 |
| 求人内容と採用要件の一致 | 求人で伝えている人物像と、実際の選考で評価している要件が一致しているか |
| 評価基準の明確さ | 各選考段階で何を評価するのか、判断基準が明確になっているか |
| 面接官間の評価のばらつき | 面接官によって評価が大きく分かれるケースはどのくらいあったか |
| 社内での基準共有 | 人事、現場、最終面接官の間で採用要件や評価基準を共有できているか |
まずは、チャネル別の応募数や書類選考・面接の通過率を確認し、どの段階で数値が落ちているのかを把握します。特にチャネルによる差がない場合、掲載した求人広告内容と求める人物像や評価基準に乖離があることが考えられます。求人内容や採用要件、評価基準など、チャネル以外の要因に課題がないか確認しましょう。
チャネル別の応募数や通過率を確認し、特定のチャネルだけで数値が低い場合は、媒体や採用手法の見直しが必要です。
一方、チャネルによる差が小さく、求める人材からの応募や選考通過が少ない場合は、採用要件や求人の訴求内容が実態とずれている可能性があります。その場合は、給与・待遇、知名度、仕事内容、働き方を含めた自社の採用市場における競争力を踏まえ、ターゲット設定や採用要件、訴求内容を見直します。
具体的には、以下のような取り組みが挙げられます。
選考基準と面接運用を整える新卒採用支援
マンパワーグループでは、採用要件の整理や選考プロセスの設計、面接官代行など、新卒採用の選考業務を支援しています。詳しくは下記の資料をご覧ください。

書類選考の通過後や面接日程が確定した後など、選考の途中で辞退されるケースがあります。日程確定後の急なキャンセルや、連絡のないまま面接に来ない無断欠席も、この課題に含まれます。
選考途中の辞退は、主に3つの要因に分類できます。
選考結果の連絡や面接の日程調整に時間がかかると、学生の関心が薄れたり、他社の選考を優先したりして、辞退につながることがあります。また、面接回数が多いなど、採用プロセス全体が長期化している場合も注意が必要です。
面接官や対応した社員の態度、質問内容によって企業への印象を損ねることがあります。また、仕事内容や勤務条件について、企業と学生の認識に相違が生じた場合も、辞退につながる可能性があります。
自社の選考に時間がかかっている間に他社から内定が出たり、他社との接点を通じて志望度が高まったりすると、自社の選考を辞退されることがあります。
選考辞退の原因を把握するには、辞退した学生から、可能な範囲で具体的な理由を把握することが重要です。また、特定の選考過程で辞退が増えていないかなどを数値で確認します。
そのうえで、以下の項目を確認しましょう。
| 確認する項目 | チェック内容 |
| 辞退理由の把握状況 | 学生が回答しやすい方法で理由を確認し、表面的な回答だけでなく具体的な背景まで把握できているか |
| 選考段階ごとの辞退率 | 書類選考後、各面接後などの辞退率を比較し、特定の段階で増えていないか。 |
| 連絡スピード | 応募、日程調整、面接、結果連絡までにそれぞれどの程度の日数がかかっているか |
| 面接官ごとの傾向 | 面接官によって辞退率や候補者の反応に差がないか |
| 案内・フォロー | 面接日時や参加方法、問い合わせ先の案内、リマインドが適切に行われているか |
| 候補者とのコミュニケーション | 面接が一方的な評価の場にならず、仕事内容の説明や質問の機会を設けられているか |
途中辞退や無断欠席を減らすには、選考のスピードだけでなく、候補者との各接点におけるコミュニケーションを見直すことが重要です。
具体的には以下のとおりです。
面接前日の確認など、手が回らない採用業務にも対応
新卒採用代行サービスでは、面接前日の確認やリマインドなど、必要性を感じていても社内では手が回らず実施できていなかった候補者対応も代行します。詳しくは下記のサービスページをご覧ください。

同じ学生に対する評価が面接官によって分かれ、合否判断に一貫性がなくなるケースがあります。
評価のばらつきを放置すると、本来採用すべき人材を見送る、または逆に自社に合わない人材を雇用してしまうリスクが高まるため改善が必要です。
ここでは、評価のブレが生じる主な原因、確認すべきポイント、評価を揃えるための対策を解説します。
合否判断にブレが生じる背景には、評価項目や判断基準が明確になっておらず、面接官それぞれの経験や感覚に判断が委ねられていることがあります。
とくに、普段は採用業務に携わっていない現場社員が面接を担当する場合、求める人物像や各選考段階で確認すべきポイントが十分に共有されていないと、実務能力を必要以上に重視するなど、人事が想定する評価基準とのズレが生じる可能性があります。
また、面接官ごとに質問内容が異なる場合、候補者から得られる情報にも差が生じるため、同じ基準で比較・評価しにくくなります。
そのため、次のような状態になっていないか確認しましょう。
なお、面接では評価基準をそろえるだけでなく、応募者の適性・能力と関係のない事項を採否判断に持ち込まないことも重要です。厚生労働省は、公正な採用選考の観点から、本籍・出生地、家族に関すること、思想・信条、支持政党などを採用選考で把握しないよう求めています。
評価のブレを把握するには、以下のポイントに沿って、現状を確認するのがおすすめです。
判断のブレを解消するには、面接官全員が同じ観点で評価できる状態を作るようにしましょう。
具体的な対策方法は以下のとおりです。
面接官代行・面接官トレーニングで評価のばらつきを改善
マンパワーグループでは、面接官代行に加え、評価基準や質問方法、候補者対応などを学ぶ面接官トレーニングを提供しています。面接の標準化と評価の一貫性向上にご活用いただけます。詳しくは下記のサービスページをご覧ください。

新卒採用が失敗するケースとして、以下のような状況があります。
内定後の辞退は、それまでの選考にかけた時間やコストが無駄になるだけでなく、採用計画全体にも影響を及ぼします。
ここでは、辞退が多くなる主な原因、確認すべきポイント、辞退を減らすための具体的な対策を解説します。
内定辞退が多くなる背景には、主に情報不足、魅力付けの不足、内定後のコミュニケーション不足が考えられます。
まず、入社判断に必要な情報が不足しているケースです。
学生が複数の企業を比較するなかで、仕事内容や配属、働き方、キャリアなどの情報が十分に伝わっていないと、自社で働くイメージを持ちにくくなります。その結果、入社後への不安が残り、辞退につながる場合があります。
次に、自社への魅力付けが十分にできていないケースです。
必要な情報を提供していても、自社で働くメリットや他社との違いが伝わっていなければ、学生にとって入社の決め手になりません。選考を通じて学生の志向や重視するポイントを把握し、それに応じて自社の仕事や環境、キャリアなどの魅力を具体的に伝えることが重要です。
また、内定後のコミュニケーションに課題があるケースも考えられます。
たとえば、承諾を急かすような対応は学生の不信感につながる可能性があります。また、内定後に企業との接点が少ない場合や、企業からの一方的な連絡にとどまっている場合も、不安や迷いを解消できず、辞退につながることがあります。
内定辞退が多い場合は、まず数値から辞退が発生している傾向を把握し、そのうえで辞退理由や選考中の魅力付け、内定後のコミュニケーションに課題がなかったかを確認しましょう。
| 確認する項目 | チェック内容 |
| 内定・承諾後の数値 | 内定承諾率や承諾後辞退率を、年度別・職種別・採用チャネル別に比較し、特定の条件で辞退が多くなっていないか |
| 辞退理由 | 内定承諾前の辞退と承諾後の辞退を分けて理由を記録し、共通する傾向がないか |
| 選考中の魅力付け | 学生が重視するポイントを把握し、自社で働く魅力や他社との違いを十分に伝えられていたか |
| 入社後のイメージ | 仕事内容、配属、働き方、キャリアなど、入社判断に必要な情報を具体的に伝えられていたか |
| 学生とのコミュニケーション | 選考中や内定後に、学生の希望や不安、疑問を確認する機会を設けていたか |
| 内定後のフォロー | 内定後の連絡や面談、行事が一方的になっていないか。また、承諾を過度に急かすなど、実質的な強制になっていないか |
内定辞退は、学生自身の希望や他社の選考状況などにも左右されるため、企業の取り組みだけですべてを防ぐことはできません。
まずは辞退理由を整理し、企業側で改善できる要因かどうかを切り分けることが重要です。そのうえで、情報提供、魅力付け、内定後のフォローに課題がある場合は、選考から入社までの接点を見直しましょう。
具体的には、以下のような取り組みが考えられます。
なお、一定数の内定辞退が発生することも想定し、秋採用や通年採用、第二新卒採用などをバックアッププランとして検討しておくことも有効です。
内定辞退者インタビューで、辞退の本当の理由を把握
内定辞退者へのインタビューを通じて、企業には直接伝えにくい辞退理由や意思決定の背景を把握し、採用活動の改善につなげます。詳しくは下記の資料をご覧ください。

採用した新卒社員が早期離職することも、新卒採用の失敗の一つと考えられます。
ここでは、早期離職が発生する主な原因、確認すべきポイント、ミスマッチや早期離職を防ぐ対策を解説します。
新卒社員の早期離職につながる要因として、採用活動や受け入れ体制の観点では、次のような要因が考えられます。
これらのようなズレがあると、採用段階では「自社に合う人材」と判断していても、入社後に本人と配属先の双方に期待とのズレが生じる可能性があります。
業務内容や仕事の難しさ、配属の可能性など、入社を判断するために必要な情報を選考段階で十分に伝えられていないと、入社後に想定とのギャップが生じやすくなります。
たとえば、実際の仕事内容や求められる役割が入社前のイメージと大きく異なる場合、仕事への適応が難しくなり、早期離職の一因となることがあります。
研修やOJT、相談体制が整っていない、または現場が育成方針や新卒社員に期待する役割を十分に理解していないと、新卒社員が業務や職場に適応できず、早期離職につながることがあります。特に採用要件を変更した場合は、従来と同じ受け入れ方でよいか、現場と認識をすり合わせておく必要があります。
また、採用担当者と配属先の情報共有が不十分な場合、本人の希望や採用時に確認した適性が現場に十分伝わらず、配属後のミスマッチにつながることもあります。
たとえば、選考では論理的に考える力を重視している一方、実際の営業現場では、考えたうえで素早く行動し、相手の反応に応じて柔軟に動く力が求められる場合があります。慎重に考える力だけを評価していると、営業職に必要な行動力とのバランスを十分に見極められません。
ミスマッチや早期離職が発生している場合は、採用時の説明・評価と、入社後の受け入れ状況を分けて振り返りましょう。
採用活動の振り返りポイント
入社後に確認するポイント
ミスマッチや早期離職を減らすには、採用活動時に入社後の実態を正しく伝えることと、入社後の受け入れ・フォロー体制を整えることの両方が重要です。
採用活動時の対策
入社後の対策
早期離職が続くと、採用・教育にかけたコストが十分に回収できないだけでなく、現場の教育負担が増えたり、次の採用活動で企業イメージに影響したりする可能性があります。

新卒採用の失敗を繰り返さないためには、応募から入社後までの実績を段階別に振り返り、問題が生じている工程を特定する必要があります。
その際、数値だけでなく、辞退理由や学生の意見もあわせて確認し、改善の優先順位を決めていきましょう。
ここでは、次年度の採用計画へ反映するための3つのステップを解説します。
また、新卒採用の課題の見つけ方について、以下の記事で詳しく解説しておりますので合わせてご覧ください。
最初に、母集団形成から入社後の定着まで、採用活動の各段階を数値として可視化する作業から始めます。
具体的には以下のような採用に関連する段階をそれぞれ数値化します。
| 段階 | 数値化 |
| 母集団形成 |
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| 選考 |
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| 内定・承諾 |
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| 内定後・入社 |
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| 入社後 |
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これらの数値を比較する際は、母数、対象期間、職種、採用年度などの集計条件を揃えておくことが重要です。
次は、数値化した実績をもとに、目標と実績の差が大きい工程を特定しましょう。
採用目標と結果を照らしあわせるだけでなく、前年度の実績や、チャネル・職種・選考段階ごとの数値も比較します。また、募集人数や採用条件、選考フローなど、前年度から変更した点がないかもあわせて確認します。
データの比較とあわせて、辞退理由や学生アンケート、面接官の記録といった定性的な情報も確認することで、数値だけでは見えない原因の把握が可能です。
最後は、特定した課題に対して改善施策を選び、効果を検証する方法を決めましょう。採用目標への影響度と、自社で改善できる可能性の両方から、取り組む施策の優先順位を決めます。
そのうえで、課題に対する改善策を、以下の項目に沿って決めていきます。
得られた結果をもとに次年度の採用計画に盛り込む、または経営層に報告するなどして、改善を続けていきましょう。
次年度の採用計画を、新卒採用コンサルティングで具体化
採用データの整理や課題の特定、改善施策の検討に外部の知見を取り入れることで、次年度の採用計画をより具体化できます。詳しくは下記の資料をご覧ください。
新卒採用の失敗は、採用人数の不足だけではありません。応募が集まらない、選考途中で辞退される、内定承諾につながらない、入社後にミスマッチや早期離職が起きるなど、採用の各フェーズで発生します。
まずは、応募数や選考通過率、辞退率、内定承諾率などの数値から、どのフェーズに課題があるのかを特定することが最初の一歩です。そのうえで、辞退理由や学生の声、面接官・配属先の評価といった定性的な情報もあわせて確認することで、原因をより具体的に把握できます。
特定した原因に応じて、採用チャネルや訴求内容、評価基準、候補者とのコミュニケーション、入社後の受け入れ体制などを見直し、施策を打ち立て、自社に合った採用活動へ改善していきましょう。